みなさんはボーナスなどのまとまったお金が入ったとき、どうしていますか? そのまま普通口座に預けっぱなし……という人もいるかもしれませんね。低金利が長引く中、どこに預けても変わらないと思いがちですが、長い目で見ればほんの少しの金利が大きな差を生むこともあります。「いつもの銀行」だけでなく、少し視野を広げてお金の預け先を考えてみませんか?

まとまったお金って、どこに預けるのがいいの?

どこに預けるのがお得なの?

現在、日本はマイナス金利が施行中。ただでさえスズメの涙の金利ですが、低金利に拍車がかかっているのが現状です。「どこに預けても同じ」と考え、普通口座に預けっぱなしという人もいるかもしれませんが少しの金利の違いが、預金の金額にあとから大きく響いてくるのも事実。実際に金利に差はどれくらい表れるのでしょうか?

いわゆるメガバンクと言われる、大手都市銀行における現在の金利は0.010%。一方、ネット銀行では、A社が0.040%、B社が0.1%、C社が0.150%です(2016年7月8日時点で1年間定期預金に預けた場合)。

この金利で100万円預けると、普通銀行は100円、ネット銀行A社は400円、ネット銀行B社は1,000円、ネット銀行C社は1,500円の金利がつきます(すべて税引き前)。普通の銀行よりもネット銀行の金利が高いのは一目瞭然ですね。

また、ネット銀行のメリットとして、自宅からでも銀行手続きが可能であることも挙げられます。働き盛りの人々にとって、自分のタイミングで銀行利用できることは大きなメリットといえるでしょう。しかし、インターネットですべての取り引きができるため、ハッキング被害にあいやすいというデメリットもあります。セキュリティ意識はふだん以上に強く持っておくのがベターといえるでしょう。