「新鮮極み冷凍」で乾燥や変色を防ぐ

まずは上段の冷凍室から。深さが約13cmあり、「新鮮極み冷凍」と呼ばれている。冷凍焼けを防ぐガードで冷気を直接当てないことで冷凍した食材の乾燥や変色を防いでくれるので、肉や魚、パンなどの保存に最適だ。

上段の冷凍室は、製氷室と深さが約13cmの「新鮮極み冷凍」からなる

この上段は2段に分かれており、上段冷凍室の上は製氷室となっている。大小2サイズの氷を作ることができ、通常よりも時間をかけて製氷する"キラット製氷"を設定すれば、ロックアイスのような透明度の高い氷を作ることも可能だ。

下段の冷凍室は深さが約13cmあり、「新鮮極み冷凍」と呼ばれている。約-17~19度で保存ができ、内側に冷凍焼けを防ぐガードを設置。冷気を直接当てないことで冷凍した食材の乾燥や変色を防いでくれるので、肉や魚、パンなどの保存に最適だ。

「4切り名人」で食品が埋もれずすっきり整理

下段冷凍室は、扉を開けると中がさらに3つの冷凍室に分かれている。特にユニークなのが最上段の「4切り名人」と呼ばれる深さ約15cmの冷凍室で、ツマミを動かすだけで内側を4分割に自由に仕切ることができるのだ。

ポイントは市販の冷凍食品のパッケージやフリーザーパックを立てた状態で収納できること。今までの冷凍室だとカゴなどを利用して中を区切らないと、そのまま積み上げるようになってしまうので、保存していたものが冷凍室の奥底に埋もれてしまったりして目につかず、時間が経って発掘されて結局捨ててしまうというようなことも多かった。しかしこれならうまく整理ができて、埋もれることなく有効活用ができそうだ。ツマミひとつで仕切りの位置も動かせるレイアウトフリーなところも便利である。

下段冷凍室。全体では147Lの容量があり、中はさらに3段のケースに分かれている。約-19~21度。「新鮮冷凍」ボタンを設定しておけば、約-23度の低温でも保存できるので長期間の保存でも鮮度をキープする

上段冷凍ケース。「4切り名人」と呼ばれる仕切りがあり、つまみを持って位置を縦横自由に動かせるのが特長

2段目はステンレストレーを備え、設定を変えることで、通常の3倍の速さで高速冷凍を行う「約-40℃冷気おいそぎ冷凍」と、熱いものをそのまま冷凍することができる「熱いもの冷凍」と呼ばれる機能を持つ。食材を素早く冷却することで、旨みや栄養分を逃さず冷凍ができ、この部分でホームフリージングを行うのに便利だ。

中段冷凍ケース。左半分にステンレスプレートを備え、「約-40℃冷気おいそぎ冷凍」または「熱いもの冷凍」機能との組み合わせで、短時間で食材を冷却し、より鮮度を保った状態で冷凍できる

500mlのペットボトルも立てて収納OK

そして最下段は深さ約22cmの大物用冷凍室。500mlのペットボトルを立てて収納できるサイズで、ピザやアイスクリームなどの大きな箱に入ったものを保存しておくのに最適だ。

下段冷凍ケース。約22cmの深さがあり、かさ張る大きな食品も入れられる

冷凍室のこれだけの容量と機能を持つ「メガフリーザー」により、ホームフリージングとストックが一気に改善。休日などにまとめて作り置きや冷凍保存することで、毎日の調理が効率化し、負担が激減した。では実際、どんな時短&節約ができるのか。筆者が実際にやってみて良かったというものを紹介しよう。