大井川鐵道は7月2~7日の6日間、定期運行のSL列車「かわね路号」に地元高校の美術部が考案したヘッドマークを取り付け、「SL七夕列車」として運転する。

「SL七夕列車」のヘッドマークデザイン

ヘッドマークをデザインしたのは、静岡県島田市にある金谷高校・島田高校。それぞれの高校でデザインが異なり、期間中の偶数日は島田高校版、奇数日は金谷高校版を掲出する。ヘッドマーク掲出列車の運転時刻は新金谷駅11時52分発・千頭駅13時9分着、千頭駅14時53分発・新金谷駅16時9分着となる。

大井川鐵道は昨年の新経営体制発足以降、地域との連携を強化すべく各種協働事業に取り組んでおり、今回の企画もその一環。「七夕伝説にちなみ、ヘッドマークを装着したSLの姿を多くの鉄道ファンの皆様にお楽しみ頂きたいと願うとともに、地元高校生の学業成就、沿線地域の発展を願う企画です」(大井川鐵道)と趣旨を説明している。