大井川鐵道は6月11日から始まる「きかんしゃトーマス号」「ジェームス号」の運転日に、「トーマスフェア」と銘打ったイベントを千頭駅と新金谷駅で開催する。「トーマス号」「ジェームス号」の転車をはじめ、トーマスと仲間たちにふれあえるアトラクションが用意される。

千頭駅で遊覧運転を行う「ラスティー」

6月11日から10月10日までの期間中、「トーマス号」「ジェームス号」が運行される計77日間にわたって開催。「トーマス号」「ジェームス号」の転車は千頭駅・新金谷駅の両駅で行われ、とくに千頭駅では、6人ほどの係員が人力で転車台を回転させる様子を見学できる。千頭駅のイベント会場内広場では13時前後の約1時間に限り、「トーマス号」「ジェームス号」の横並びも見学できる。

千頭駅ではその他、「ヒロ」「パーシー」の運転台見学、貨車を引いた「ラスティー」による遊覧運転(1往復約300m、小学生以上1回300円)、トーマスミニSL運転、保線用自転車「レールスター」体験、バッテリーカー(1回200円)などを行う。無料休憩所や飲食コーナー、トーマスグッズなどのショップ、フォトサービスコーナーなども開設。混雑で見えにくい、または写真が撮りにくいポイントには撮影ゾーンを設け、多くの来場者に楽しんでもらえるように配慮するという。千頭駅の「トーマスフェア」は小学生以上1名500円の入場料がかかり、大井川鐵道の列車以外で来場の場合は別途駅入場料150円が必要となる。

新金谷駅では、「トーマス号」「ジェームス号」の準備・整備風景が間近に見られる車両整備工場見学を実施。7月2日以降は「バスのバーティー」が工場内に停車している様子も見られるという。見学時間は9時から11時30分までと15時~17時、入場料金は小学生以上1名500円(記念缶バッジ付)。