現在放送中のTVアニメ『双星の陰陽師』より、神威役の小野友樹からのコメントが到着した。

神威役の小野友樹

自身の演じるキャラクターの魅力は

神威は、得体の知れなさがある意味で魅力かもしれません。何を考えているのか、何がツボなのか、分かりきっているよりは謎めいていた方が、惹かれる部分があります。

原作を読んだ時の印象は

絵柄としてはどこか、可愛さと猟奇的な雰囲気が共存している印象がありました。今は猟奇的な印象が相当勝っています。

実際にアフレコをしてみての完走は

ろくろや紅緒の「魂から絞り出すような慟哭」に対し、本来なら同じか、それ以上の熱量で立ち向かいたいところを、軽く受け流すくらいの感覚で向かう。神威の次元で芝居をするのは、なかなかに集中力を要します。

演技をする上で特に意識しているところは

今は全くと言ってもいいほど取り合わない神威ですが、今後少しずつ興味を持つ、共鳴する瞬間もあるかもしれません。その時を劇的に迎えられればな、と思います。

これからアニメを観るファンへのメッセージ

これからまだまだドラマチックな展開の『双星の陰陽師』。神威の登場も相まって物語は更に加速していきます。ぜひ、楽しんでください!!

『双星の陰陽師』は、漫画雑誌『ジャンプSQ.』で連載中のバトルアクション・ファンタジー作品。才能がありながらも陰陽師になることを拒む少年・焔魔堂(えんまどう)ろくろと、陰陽師の少女・化野紅緒が、陰陽師の夫婦に与えられる「双星(そうせい)」の称号を得て、現代の裏側に存在する異世界・禍野(まがの)の化物・ケガレとの戦いに挑んでいく。神威は、陰陽師だった紅緒の両親を殺した婆娑羅(バサラ)。「ケガレ」でありながら、一介の「ケガレ」の強さをはるかに上回る力を持つ。

(C)助野嘉昭/集英社・「双星の陰陽師」製作委員会・テレビ東京