8月からスタートするリオデジャネイロオリンピックの開・閉会式キャスター取材会が23日、東京・渋谷のNHKで行われ、同局のアナウンサーである阿部渉、森花子、三瓶宏志、杉浦友紀が出席した。
リオデジャネイロオリンピックまで残り1カ月あまりとなったこの日は、NHKで放送する開会式(8月6日)と閉会式(8月22日)の担当アナウンサーを発表。開会式を阿部渉と森花子、閉会式を三瓶宏志と杉浦友紀がそれぞれ担当することとなった。
2年前のソチ冬季五輪に続き、リオデジャネイロでも開会式を担当することになった阿部アナは「開会式のアナウンサーは直ぐ帰るという都市伝説があり、ソチ五輪でも17時間掛けて行ったのに即帰国でした(笑)。今回も予定表を見たら、開会式の翌日に帰国と書いてありましたので、その後は森アナに任せしたいと思います」と場を和ませて「開会式は一大エンターテイメントとして繰り広げられるので、臨場感を楽しみながらも日本選手団の様子もしっかりと伝えていきたいと思います」と意欲を見せた。
阿部アナとともに開会式の実況を務めることになった森アナも「オリンピックに携わることができて本当にうれしく思っています。選手にとってもこれまでの努力を披露する場だと思うので、選手がオリンピックで輝く一瞬を見逃さないように丁寧に分かりやすく日本の皆さんにお伝えすることが使命だと感じています。現地では取材にまい進していきたいです!」と大役にやる気を見せていた。
三瓶アナとともに閉会式の実況を務める杉浦アナは、前回のソチに続いて現地キャスターは2回目で、閉会式は初めての担当。「ソチの時はちんぷんかんのままやってしまったことを反省していて、私なりに準備して行きましたが、足りなかったことを反省しました。あれから2年間、今度行くときはしっかりと準備をして皆さんにいい放送を届けたいと思いながら過ごしてました。今回はスポーツキャスターとしてのまとめだと思うので、良い放送を出せるように尽力していきたいです」と意気込み。また、初めての五輪キャスターを務めることになった森アナには「オリンピックは本当に体力勝負。前回はこんなに疲れて神経をすり減らすんだと思いました。だから好きなお菓子や日本食を詰め込んで楽しめる準備をしたらいいと思います」と女性らしい細やかなアドバイスを送っていた。