6月11日よりWOWOWプライムでスタートする連続ドラマ『グーグーだって猫である2‐good good the fortune cat-』(毎週土曜日 22:00~ 全5話※第1話は無料放送)の完成披露試写会&舞台あいさつが9日、都内で行われ、主演の宮沢りえをはじめ、長塚圭史、黒木華、前田敦子、田中泯、犬童一心監督が出席した。

左から犬童一心監督、前田敦子、長塚圭史、宮沢りえ、黒木華、田中泯

同ドラマは、少女漫画界の巨星・大島弓子が飼い猫たちとの日常を綴ったコミックエッセイをドラマ化した『グーグーだって猫である』の続編となる作品。ドラマ版シーズン1、劇場版に続き、主人公の漫画家・小島麻子を演じた主演の宮沢は「特別なことがある訳ではないんですが、この作品は日常っていうものがただの日常ではなく、些細なことすら特別にしてしまう小島麻子というキャラクターは天才です」とキャラクターを説明しながら「私は第1話だけ試写で見たんですが、この家の住人でいたいなと思いました。客観的にその作品に入っていきたいと思えるのは、犬童監督の大島弓子先生という先生という素晴らしい人に触れさせたいというパワーがそういう作品にしているだろうし、そういう現場にしているんだろうなと思いました」と犬童監督とスタッフに感謝した。

今シーズンから新たなに加わったアシスタント役の前田については「あっという間に馴染んでましたよね。敦っちゃんのチョッキ姿を見ると不思議な気分でした」と語れば、前田も「元々私はこの作品が好きだったので、現場にいた時は興奮したのを覚えています。飯田もそういう入り方だったので心地良かったし、大好きなりえさんとご一緒できてうれしかったです」と笑顔を見せた。

舞台あいさつの最後には、ドラマのキーともいえる麻子の飼う猫でグーグー役のグミも登場。「ずっと一緒にいたから久し振りな感じがしませんね」と再会を喜んだ宮沢は「毎回毎回想像を遙かに超えた名演技をしてくれたので、負けないように私も良い芝居をしなければと思わせてくれるぐらい、自分が何をすべきかよくわかってました」と絶賛。犬童監督も「僕が撮影してきた猫の中で名優です。第5話のラストシーンのグミちゃんの演技は、今年の日本の最高の演技の一つです」と褒め、前田も「あれはヤバイですよ。あれは凄いですよ、本当に!」と絶賛していた。