お笑い芸人の小籔千豊(42)が、5日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナB面』(毎週日曜10:55~11:15)にゲスト出演し、自身の"思想"について語った。

お笑い芸人の小籔千豊

「ワイドナ現役高校生」枠として出演したお笑いコンビ・まえだまえだの前田航基(17)が、「芸能人に監修してほしいもの」のテーマで、「小籔さんみたいに、"思想強め"の人に総理大臣をプロデュースしてもらいたい」と要望。小籔は「思想が強い」と言われたことに手をたたいて笑い、「ある番組でフット(ボールアワー)の後藤に『兄さん、思想強すぎますわ』というツッコミをされてるだけで。全然そんなことないです」と釈明した。

その後、「僕は新喜劇で気づいたんですけど、自分が生きてるのは先輩、先人のおかげ」と"思想強め"なトークがスタート。「僕が会ったことのないベテランさんたち、亡くなった先人のおかげがずっと続いて、新喜劇で飯食わしてもらっている」という思いから、日本にも同じような気持ちを抱くようになったという。

「ここに信号があるけど、僕の税金では信号なんかつかへん。先人たちが収めてくれたお金で信号がある、アスファルトがある、高速道路がある。だからうちの子どもたちは歩いていける。何一人で生きていたみたいな考え方してたんや。先人に感謝しよう。墓参りに行こう。行ってない人、ちょっと行ったらどう?」

そんな小籔は、4月8日にお笑い芸人らを集めて「お釈迦さま」の誕生日パーティーを開催。同日は「灌仏会(かんぶつえ)」といって釈迦の誕生日を祝う仏教の行事で、花祭とも呼ばれる。小籔は「クリスマスも全然いい。でも、クリスマスに『ワー!』、ハロウィンに『ワー!』、お釈迦さんの誕生日に『シーン』。なにそれ?」という違和感があり、企画したという。