「舞台版 実は私は」公開ゲネプロ後のフォトセッションの様子。 (c)増田英二(週刊少年チャンピオン)/じつわた製作委員会

増田英二原作による「舞台版 実は私は」の公開ゲネプロが、本日5月11日に東京・新宿村LIVEにて行われた。

「実は私は」の主人公は、隠しごとが苦手な男子高校生・黒峰朝陽。彼はある日、思いを寄せるミステリアスな美少女・白神葉子の正体が実は吸血鬼だったことを知ってしまう。葉子は正体がバレると父親に学校を辞めさせられる約束だが、果たして朝陽は周囲に秘密を守り通せるのか。そんな彼の周りに次々に現われる、実は正体が宇宙人、未来人、悪魔といった秘密を持つ人外ヒロインたちとの絡みにも注目だ。

ゲネプロ後の会見で、黒峰朝陽役の大島崚は「最初は女の子がいっぱいでどうしていいかわからなかった」と回想しつつ、「飲みに行ったり、話したりするうちにみんなの持ってる熱いものとかを聞いて、どんどん刺激をもらって今日に臨めたので最高のスタートを切れたんじゃないかと思います」とコメント。

また見どころについて聞かれると「“痴女ダンス”(笑)。バカなことを本気でやるからホントに面白いです」と、カリスマ痴女役の尻無浜冴美らが何度も繰り出すセクシーなダンスと、「あとは白神との恋の結末がどうなるかという展開も見てほしいですね」という2カ所を挙げた。

ヒロインだらけの舞台ということで、「個人的にはどの子がタイプなんですか?」と聞かれると大島は「何を言ってるんですか?(笑)みんな好きです!」と慌てながら答え、周囲の男性陣からは「話が違う」「(特定の名前を)言ってたじゃん」とツッコまれていた。

2.5次元舞台ということで衣装について質問が飛ぶと、ブラジャー姿やスカート姿を劇中で披露することになる紫々戸獅狼役の田中彪が「どうなるかなと思ったんですけど、みなさんが『脚がきれいだ』っておっしゃってくれたので幸せです(笑)」と笑わせる。

最後に演出のまつだ壱岱が「この『実は私は』はみんなキャラクターが濃くて、どう演出しようかという苦悩を続けてたんですけど、皆さんの演技に助けられて面白い作品になったんじゃないかと思います」と語ったあと、「あと彪くんはいつもブラジャーしてます。以上です」と付け足し、田中が「してないしてない!(笑)」と否定して質疑応答は終了した。

「舞台版 実は私は」は本日5月11日から15日にかけて東京・新宿村LIVEにて上演される。

舞台版 実は私は

日程:2016年5月11日(水)~5月15日(日) 全8公演
会場:新宿村LIVE
主催:舞台版 実は私は製作委員会
原作:増田英二「実は私は」(週刊少年チャンピオン連載中)秋田書店・刊
脚本・演出:まつだ壱岱
制作:メディアゲート
企画・製作:ダックスプロダクション

キャスト

黒峰朝陽:大島崚
白神葉子:飛鳥凛
藍澤渚:若林倫香
朱美みかん:永吉明日香
紫々戸獅穂:柴小聖
紅本明里:加藤智子
紅本茜:高木友梨香(Sweety)
銀華恋:三浦菜々子(Stereo Tokyo)
藍澤涼:葉月ゆめ
黒峰鳴:藤本かえで
黄龍院凜:高橋果鈴(Prizmmy☆)
白神桐子:西口杏里沙(真-realiZcroS-)
カリスマ痴女:尻無浜冴美
フクちゃん:河東杏樹(アイドルカレッジ)
クール痴女:穂波ゆき

岡田奏:渡邊健太
嶋田結太:早川航太
桜田康介:矢島八雲

紫々戸獅狼:田中彪(特別出演)
白神源二郎:室龍規(特別出演)

(c)増田英二(週刊少年チャンピオン)/じつわた製作委員会