富士重工業は20日、スバル次世代モデルの第1弾となる新型「インプレッサ」のお披露目会を都内で実施した。3月のニューヨーク国際自動車ショーで世界初公開された2台(セダン / 5ドア)のうち、セダンの北米仕様車が国内初披露された。

スバル「インプレッサ セダン」(北米仕様車)

今回、会場に展示されたのは北米仕様の「インプレッサ セダン」と、新型「インプレッサ」で初採用となる新プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」のカットモデル。北米仕様の「インプレッサ セダン」のボディサイズは全長4,625mm・全幅1,777mm・全高1,455mmで、全長・全幅は現行モデルより大型化している。商品プレゼンテーションも行われ、国内仕様の発売が今秋以降になることも明らかにされたという。

第5世代となる新型「インプレッサ」は、現行モデルの強みとされる「定評のある安全とAWD」「実用性の高いパッケージング」がさらに進化。「SUBARU GLOBAL PLATFORM」に加え、新開発の2.0リットル水平対向直噴エンジンを核としたシンメトリカルAWDシステム、運転支援システム「アイサイト」などにより、走行性能・安全性能ともに高められ、どんなシーンでも「安心で愉しい走り」を提供するという。

新デザインフィロソフィー「DYNAMIC × SOLID」を全面採用するとともに、内外装の細部の仕上げにもこだわった。エクステリア・インテリアともにスポーティな印象で、高い質感も提供する「スバルの次世代Cセグメントを担うモデル」となる。なお、北米向け新型「インプレッサ」は生産地を米国に変更。年内の生産開始を予定している。