みなさま、こんにちは! ディズニー大好きな吉田よしかです。前回はカリフォルニア・アナハイムのディズニーランド・リゾートに行く際、個人旅行とツアーのどちらかお得かをレポートいたしました。今回は、ディズニー・ディスティネーション・インターナショナルのプレスツアーでの取材をもとに、実際に現地で乗っておきたいアトラクションを紹介します(アトラクション名は日本版公式サイトに準拠)。

カリフォルニアのディズニーランド・リゾートで絶対に乗るべきアトラクションとは!? (写真は「カーズランド」)

「カーズランド」は要チェック!

ディズニーランド・パーク(以下、ディズニーランド)開園60周年記念の「ダイヤモンド・セレブレーション」が、9月5日まで開催されているアナハイムのディズニーランド・リゾート。同リゾートには、ディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(以下、カリフォルニア・アドベンチャー)の2つのパークがありますが、まずはカリフォルニア・アドベンチャーのアトラクションから紹介。

ここで初めに乗るべきなのは、「ラジエーター・スプリングス・レーサー」! 2012年6月15日に登場した新エリア「カーズランド」の中でも、ぶっちぎりの人気を誇るライド型アトラクションです。その最高時速は65km! 朝一番でファストパスを取得して1回、スタンバイ(通常の待機列による搭乗)で1回と、合計2回乗るのがマスト! と私は思っています。

「ラジエーター・スプリングス・レーサー」は2回乗っても絶対損なし!

「カーズランド」は、その名の通りピクサー制作の『カーズ』シリーズがテーマなのですが、このエリアでもう1つ、2016年3月7日にオープンした最新アトラクション「ルイジのローリッキン・ロードスター」も外せません! 同アトラクションの舞台は、『カーズ』シリーズのキャラクター・ルイジが経営する店「カサ・デラ・タイヤ」の裏庭。ルイジがこの裏庭をダンスフロアに改装し、故郷のイタリアから20人のいとこ全員(!)を招待して、カルソーリ(Carsoli)に伝わるダンスを踊ってラジエーター・スプリングスのレース・デイをお祝いする、という内容です。

「ルイジのローリッキン・ロードスター」にも注目

取材時はあまり並ばずに乗れました

「ルイジのローリッキン・ロードスター」は、ディズニーランド・リゾート初の"トラックレス・ライドシステム"を使っており、東京ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」や東京ディズニーシーの「アクアトピア」のように、レールが見えない状態でライドが進行します。なので、アトラクションに乗っていても、どこに動くのかまったく予測がつかないのです。

しかも、ライドの動きは全部で18種類もあり、流れる音楽も全5曲の中から乗るたびに変わります。ルイジ自身が歌う「ローリッキングナイト&デイ(Rollicking Night and Day)」など、どの曲も明るく楽しいのですが、特に面白いのがルイジのいとこ「ロゼッタ」が歌う「マンボ・イタリアーノ(Mambo Italiano)」。「ヘイ! マンボ~♪」というリズムに乗ってライドがクルクルとスピンしたり、横一列にザーッと並んだりするのですが、この予想もつかない変則的な動きがすごく楽しいのです!

エリア自体も人気の「カーズランド」ですが、この2つのアトラクションはおさえておきたいですね。

「カーズランド」は人気エリア。アトラクション搭乗も計画的に!

「トイ・ストーリー・マニア!」は乗り放題!?

カリフォルニア・アドベンチャーではこのほかにも、「ダイヤモンド・セレブレーション」に合わせてリニューアルされた屋内シアター型アトラクション「ソアリン オーバー・カリフォルニア」をはじめ、日本でも大人気の「タワー・オブ・テラー」や「トイ・ストーリー・マニア! ("Toy Story Midway Mania!")」などがあります。

「タワー・オブ・テラー」では、待ち列がすいている状態なら、ホラーテイストなアトラクションの雰囲気に合わせて待ち時間が「13分」と表示されます。なんだか不吉そう……と、ちょっとした遊び心にテンションが上がってしまいますね。

「タワー・オブ・テラー」の待ち時間は13分! なんだか不吉な予感……(という演出です)

日本で人気の「トイ・ストーリー・マニア!」ですが、なんと今回の取材では待ち時間が5分~10分程度で、何度もライドできました! 日本だと朝一番でファストパスがなくなってしまい、スタンバイでも120分以上が当たり前の「トイ・ストーリー・マニア!」。カリフォルニア・アドベンチャーではそこまで長時間待たなくとも乗車できる可能性が高いので、ぜひとも複数回チャレンジしてみましょう!

日本で人気の「トイ・ストーリー・マニア!」。なんと取材時の待ち時間は5分!

ちなみに、その内容は東京ディズニーシーと同様のシューティング・アトラクションとなっています。またとない機会なのでカリフォルニアで腕を磨き、東京ディズニーシーで高得点を狙ってみてもいいかもしれませんね。

「ピーターパン」は開園5分で40分待ち!

続いて、60周年を迎えたディズニーランド・パークを紹介しましょう。こちらにも人気アトラクションがめじろ押しです。

ディズニーランド・パークでは3つのアトラクションをチェック!

私が驚いたのが、リニューアルした「ピーターパン空の旅」の人気ぶり。ゲストのほとんどがこのアトラクションに向かっているのでは? と思うほど、朝一番ですごい勢いで列が伸び、開園5分で40分待ちになっていました。

カリフォルニアでは「ピーターパン」が大人気!

また、ディズニーランド・パークでは「ホーンテッドマンション」と「マッターホルン・ボブスレー」も60周年に合わせてリニューアルされているので、この3つはおさえておくといいでしょう。

まとめると、「ピーターパン空の旅」→「マッターホルン・ボブスレー」→「ホーンテッドマンション」の順で乗りこなしていくと、待ち時間も少なくスムーズに回れると思います。

まだまだ紹介したりないほど魅力的なアトラクションがある両パークですが、今回はこれだけは! というアトラクションを厳選してみました。ゴールデンウィークの旅行にも、参考にしてみてくださいね。

取材協力: ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル

※記事中の情報は2016年2月取材時のもの

著者プロフィール: 吉田よしか(ヨシダヨシカ)

東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。『TVチャンピオン』(テレビ東京)の「ディズニー通選手権」出場、『東京ディズニーリゾート知識王No.1決定戦』(日本テレビ)優勝経験を持つ。「親子ディズニー通選手権」では、夫と娘も同番組に出場。現在は、家族全員(夫、長女、長男)ディズニーファンとして、テレビ・雑誌・ラジオ・新聞など各メディアで活躍中。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。