みなさん、こんにちは。ディズニー大好きな吉田よしかです。
前回は、"ディズニー・ファストパス"(以下、FP)が早くなくなる順番で東京ディズニーランドのアトラクションを紹介しました。今回は、東京ディズニーシー(以下、TDS)のアトラクションをFPが早くなくなる順番で紹介します。
(※東京ディズニーランド編はこちら)
平日でも2時間以内に発券終了の「トイ・ストーリー・マニア! 」
2012年7月にオープンしてから、不動の人気アトラクションとなった「トイ・ストーリー・マニア! 」。朝一番に入園した人の約9割がこのアトラクションに向かうと言っても過言ではないほどの人気です。
土日の場合は、早いときは30分から1時間以内で1日分のFPが発券終了になることが多く、平日の場合でも、開園2時間以内にはFP発券を終了する場合がほとんどです。
「とにかく『トイ・ストーリー・マニア! 』のFPを取りたい! 」という場合は、開園2時間前には入園ゲートに並んでおきましょう。2時間前から並べばかなり前方で待機できるので、急がなくてもほぼ間違いなくFPは入手できます。園内ではくれぐれも走らないよう、歩いて進みましょう。
2番目になくなるのは「センター・オブ・ジ・アース」
「トイ・ストーリー・マニア! 」の次にFPがなくなるのは、「センター・オブ・ジ・アース」。TDS内でも1,2位を争う人気のアトラクションで、「トイ・ストーリー・マニア! 」ではなくこのアトラクションからFPを取得する人も。
土日は12時30分前後、平日は15時前後にFPの発券を終了することが多いです。園内の中心部にあるため、他のエリアに行く途中で立ち寄れるという点も、FPのなくなる早さにつながっているかもしれませんね。
日によってはこちらが2番目? 「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」
「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」も人気のアトラクションです。「センター・オブ・ジ・アース」の次にFPがなくなるときもあれば、順番が逆転して「インディ・ジョーンズ」からなくなるときもあります。
土日は12時15分~13時前後、平日の場合は17時前後にFPの発券を終了することが多いため、入園後はまず「インディ・ジョーンズ」のFPを取得した後、隣の「レイジングスピリッツ」にスタンバイ(通常の並び列)で並ぶ……という動きをするゲストが多いのも特徴です。
復活! 「マーメイドラグーンシアター」
2015年5月24日、改修工事を経て大々的にリニューアルした「マーメイドラグーンシアター」。ショーの内容も一新され、より明るく楽しいエンターテインメントとして生まれ変わりました。
「マーメイドラグーンシアター」のFPは他のアトラクションとは違い、使用時間が不規則なのが特徴。適用時間が15分と短めのときもあるので、利用できる時間はしっかり確認しておきましょう。
スタンバイでの待ち時間はおおむね45分以上。土日の場合は110分以上になることもあるので、FPを有効活用すると良いでしょう。土日の場合は14時前後、平日の場合は17時頃~18時過ぎにFP発券を終了していることが多いです。
"キャンパスデー"には要注意! 「タワー・オブ・テラー」
土日は14時頃、平日では18時過ぎまでFPを取得できる日もある「タワー・オブ・テラー」。比較的FPを取得しやすいアトラクションですが、学生のパスポートが割引になる"キャンパスデー"(例年1月~3月末)の時期だけはFP取得率がぐんっと上がり、平日や土日関係なく12時前には発券を終了する日も出てきます。
また、「トイ・ストーリー・マニア! 」のFP取得後、2番目に「タワー・オブ・テラー」のFP発券を狙う人も多く、10時30分~11時30分頃からFP取得の列が急激に長くなるという特徴があります。
スタンバイが多い「レイジングスピリッツ」
TDSでのFP取得の順番は、「トイ・ストーリー・マニア! 」→「センター・オブ・ジ・アース」or「インディ・ジョーンズ」or「タワー・オブ・テラー」……という流れになりがち。そのためか、ロストリバーデルタにある「レイジングスピリッツ」は、絶叫系アトラクションの中でもっともFP取得率が低いように思われます。
ゆえに、午前中はスタンバイの列が猛烈に長く、FPを取る人はほぼ皆無、という状態になることもしばしば。ゴールデンウィークの土曜日や夏休み期間の土日でも15時過ぎまでFPを発券していることが多く、平日の場合は18時を過ぎても取得できる場合があります。"3枚目で取得するFP"として覚えておくと良いでしょう。
これから待ち時間が増える? 「ストームライダー」
2015年8月現在では、「ストームライダー」の平均的な待ち時間は45分前後です。FPを取得するよりもスタンバイで乗車する率が高く、土日・平日ともに、16時以降でもFPが取得しやすいのが特徴です。
ただ、「ストームライダー」は2016年5月中旬でのクローズが決定しています。終了を惜しむ声も多いため、今後(特にアトラクションクローズが近づくにつれ)はFP取得率が増え、待ち時間も長くなると思われます。現地にて確認を!
19時以降のスタンバイが吉! 「海底2万マイル」
「海底2万マイル」と、この後に記載する「マジックランプシアター」は、FPのなくなる順番としてはほぼ同率。日によっては「若干『海底2万マイル』の方が上回るかな~」という程度です。
混雑している土日の場合でも、18時過ぎまではFPを発券していることが多く、平日の比較的入場者が少ない日などはFPの発券自体を行わない日もあります。「海底2万マイル」に関しては、基本的にどの時間帯でもFPの取得が可能なので、タイミングの良いときに発券すればOK。FPを使用しない場合は19時以降に並べば、待ち時間が短くてすみます。20時過ぎは15分以下の待ち時間で体験できることも!
こちらはぜひFPで! 「マジックランプシアター」
「マジックランプシアター」は、FP対応でありながら、スタンバイで体験する率が非常に高いアトラクションです。しかし、実は多くの場合45分以上(時間帯によっては60分以上)の待ち時間が発生しています。取得のしやすさから考えれば、できるだけFPを発券して時間短縮をしたほうが良いでしょう。
発券してから体験できるまでの待機時間も短いことが多いため、FP使用可能な時刻が来るまで、付近のアトラクションやショッピング、ゲームなどで時間を過ごすのがおすすめ。「マジックランプシアター」があるエリア・アラビアンコーストには"隠れミッキー"もたくさんあるので、探しながら乗車までの時間を過ごしてみるのも楽しいですね。
以上、TDSのアトラクションを並べてみました。東京ディズニーランド編もあわせて読んでいただけると幸いです!
※記事中の情報は2015年8月取材時のもの
(C)Disney
著者プロフィール: 吉田よしか(ヨシダヨシカ)
東京ディズニーランドが開園した1983年以降、30年以上に渡りパークに通い続けているディズニーの達人。『TVチャンピオン』(テレビ東京)の「ディズニー通選手権」出場、『東京ディズニーリゾート知識王No.1決定戦』(日本テレビ)優勝経験を持つ。「親子ディズニー通選手権」では、夫と娘も同番組に出場。現在は、家族全員(夫、長女、長男)ディズニーファンとして、テレビ・雑誌・ラジオ・新聞など各メディアで活躍中。年間300日以上パークに足を運び、最新情報やディズニー関連情報などを毎日紹介するAmeba公式ブログ『吉田さんちのディズニー日記』は1日平均50万PVを誇る。
著書に『東京ディズニーランド・シーお得技ベストセレクション』(晋遊舎)、『ディズニーシーであった心温まる物語』(あさ出版)がある。