日本テレビ日曜夕方のニュース番組『真相報道バンキシャ!』(毎週日曜18:00~18:55)が、2002年の番組開始以来初めて、2015年度の平均視聴率で民放同時間帯単独トップを獲得したことが4日、明らかになった。

『真相報道バンキシャ!』キャスターの夏目三久(左)と福澤朗=日本テレビ提供

この番組は、福澤朗と夏目三久がキャスターを務め、日本テレビ報道局が、"3日後の真相"をコンセプトに取材して制作。裏にフジテレビ『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』という国民的なアニメ番組がある中、2002年4月の放送開始から14年で、2015年度(2015年4月~2016年3月)の平均視聴率が13.6%(ビデオリサーチ調査・関東地区)となり、ついに民放横並びトップを獲得した。

総合デスクの服部一孝氏は「月~金の数あるニュース番組が伝えきれなかった事実に到達できるよう、新鮮な目線を持って取材に向かうとともに、分かりやすい表現でニュースをまとめるよう気をつけてきました。多くの方に見ていただけていることは、とてもうれしいです」と喜びをコメントしている。

日本テレビは日曜日のゴールデンタイムを中心に、高視聴率を獲得する盤石の布陣となっており、『バンキシャ!』の前の『笑点』から、その流れが一層強固なものになってきている。