3月27日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」エイベックス・ピクチャーズ内のステージで、TVアニメ『おそ松さん』のトークイベントが開催された。登壇者はおそ松役の櫻井孝宏と十四松役の小野大輔。

左からおそ松役の櫻井孝宏、十四松役の小野大輔

『おそ松さん』は、漫画家・赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、おそ松くんたち6つ子が大人になった姿を描いた作品。2015年10月から放送を開始し、3月28日の放送で最終回を迎えた。十四松のおなじみの「よろしくお願いしマッスルマッスル!」というせりふで登壇した小野。観客も負けじと「マッスルマッスル!」と返し、イベントスタート時から会場は熱く盛り上がっていた。

『おそ松さん』ステージは、当初予定されていた200枚の整理券では足りず、最終的に約600人の観客が殺到。櫻井は『おそ松さん』人気について、話題になるとは思っていたが、社会現象やブームになるとまでは予測できなかったと驚き、理由について女性ファンの力が大きかったことが要因だと語る。小野もファンの考察や想像力が人気を加速させてくれているとコメント。また、十四松によく似ていると言われる小野は「心外ですよ!」と訴えていたが、ファンから「似ている!」と声が上がるにつれ、「僕にしかできないと言ってくれてうれしい! 十四松大好きです!」と笑顔で叫んでいた。

また、各話数が記入された番号札をボックスから引き、出た番号の話数について語る「ひいた話数しか話せない! 今までに放送された24話振り返りトーク!」や、「『おそ松さん』トリビアクイズ!」などのコーナーが展開。そして、ステージに初お披露目となる、おそ松と十四松の着ぐるみが登場し、櫻井と小野がそれぞれ生で声を当てる一幕も。ファンからの歓声に包まれながら、本イベントは終了した。

(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会