JR北海道は9日、北海道新幹線開業式典・出発式の概要を発表した。3月26日の新青森~新函館北斗間開業に合わせて開催され、新幹線アクセス列車「はこだてライナー」の出発式、並行在来線を引き継ぐ道南いさりび鉄道の出発式も同日に行われる。

北海道新幹線H5系

北海道新幹線開業式典・出発式は新函館北斗駅・木古内駅・奥津軽いまべつ駅で開催される。新函館北斗駅では東京行の一番列車となる「はやぶさ10号」(6時35分発)の発車に合わせ、5時45分から2階改札内コンコースで主催者と来賓の挨拶による式典を開催。出発式は11番ホームで行われ、テープカットとくす玉割りに続き、駅長による出発合図と見送りで締めくくる。

木古内駅でも「はやぶさ10号」の発車(同駅6時48分発)に合わせ、駅長による出発合図などを実施。奥津軽いまべつ駅では、新函館北斗行の初列車となる「はやて91号」(6時48分発)の発車に合わせ、6時から式典と出発式を行う。

函館駅でも3月26日、並行在来線として江差線(五稜郭~木古内間)を引き継ぎ開業する道南いさりび鉄道の出発式と、函館~新函館北斗間を結ぶJR北海道のアクセス列車「はこだてライナー」の出発式を開催。同駅11時53分発の新函館北斗行「はこだてライナー」と、同駅12時0分発上磯行の道南いさりび鉄道普通列車の発車に合わせ、11時30分から函館駅5・6番ホームで主催者・来賓挨拶、テープカットとくす玉割り、駅長による出発合図・見送りを行う予定となっている。