「もう一度結婚するならどんな人?」調査のイメージ

ゲストハウスウエディングを展開しているアニヴェルセルはこのほど、「もう一度結婚するならどんな人?」を調査し、結果を公表した。調査期間は2015年9月30日~10月1日で、調査対象は全国の23歳から39歳の既婚男女600人。インターネット調査にて実施した。

「もし、もう一度結婚できるとしたら誰と結婚したいですか?」と調査対象者に質問したところ、既婚男性300人の回答は、「もう一度結婚できても、今の配偶者を選ぶだろう」(40.0%)が最も多く、以下「今の配偶者の欠点が埋まればいい」(19.3%)、「今の配偶者と似たタイプ」(17.3%)、「結婚はしない」(12.3%)、「今の配偶者と正反対のタイプ」(10.7%)、「自分の母親と似たタイプ」(0.3%)と続いた。

1位の「もう一度結婚できても、今の配偶者を選ぶだろう」には40.0%の人が投票。2位の「今の配偶者の欠点が埋まればいい」と3位の「今の配偶者と似たタイプ」を合わせれば、8割近くが「今の配偶者」を基準に考えていることがわかった。また、4位「結婚はしない」、5位「今の配偶者と正反対のタイプ」を見ても、「次の結婚」を考えるときに「今の配偶者」の影響があることがわかった。

男性は、4割が「もう一度結婚できても、今の配偶者を選ぶだろう」と回答

同じ質問に対する既婚女性300人の回答は、男性と同様に「もう一度結婚できても、今の配偶者を選ぶだろう」(39.0%)が最も多く、「今の配偶者の欠点が埋まればいい」(29.0%)、「今の配偶者と似たタイプ」(13.7%)、「今の配偶者と正反対のタイプ」(11.7%)、「結婚はしない」(5.7%)、「自分の父親と似たタイプ」(0.3%)が続いた。

4位「今の配偶者と正反対のタイプ」と5位「結婚はしない」の逆転はあるものの、そのほかの順位は男性と同様だった。しかし、得票率を見ると少々異なっており、2位の「今の配偶者の欠点が埋まればいい」は、男性よりも10ポイントほど多い29.0%の得票だった。この数字は、男性よりも女性の方が相手の欠点に敏感である一方、その欠点さえ克服すれば、"配偶者はいまの夫を除いて他にない!"という心中を物語っているのかもしれない。

女性は男性よりも、「今の配偶者の欠点が埋まればいい」が10ポイントほど多い

また5位の「結婚はしない」は逆に、男性の約半数となる5.7%の得票だった。同社は、「もう結婚はこりごり」と考えているのは、女性より男性の方が多いのかもしれない、と分析している。

ちなみに、博報堂新しい大人文化研究所の調査では、「生まれ変わっても現在の配偶者・パートナーと一緒になりたいですか?」という質問に対し、女性は27.9%が「できればなりたくない」と回答していた。