WILLER TRAINSは29日、同社が運行する京都丹後鉄道のダイヤ改正について発表した。3月26日にダイヤ改正を行い、宮舞線・宮豊線・宮福線の各路線で列車の増設や時刻変更などを行い、沿線住民の利用促進と観光客の増加をめざす。

西舞鶴発豊岡行の普通列車。一般車両の後ろに「あかまつ」車両を連結

京都丹後鉄道(愛称「丹鉄」)は昨年4月に開業。北近畿タンゴ鉄道が第三種鉄道事業者として施設保有、WILLER TRAINSが第二種鉄道事業者として鉄道路線の運営を担当し、宮津線は西舞鶴~宮津間を宮舞線、宮津~豊岡間を宮豊線に愛称変更。旧野田川駅を与謝野駅とするなど、計7駅で駅名の改称も行われた。昨年11月には、「海の京都」をイメージした新しい特急列車「丹後の海」がデビューしている。

3月26日のダイヤ改正では、宮舞線・宮豊線で西舞鶴~与謝野間の列車を1往復増設し、13時台の宮豊線に西舞鶴行の列車を増設。観光列車「丹後あかまつ2号」の運行時刻が約1時間早められ、豊岡駅13時7分発・天橋立駅14時18分着・西舞鶴駅15時20分着となる。

これにより、デイタイム(9~18時)の運行間隔は現在の最大約2時間から約1時間に短縮。一方、「丹後あかまつ2号」から特急「はしだて10号」(京都方面へ直通する特急の最終列車)への接続時間は4時間以上に拡大される。「日本有数の名湯地である城崎温泉の観光客が、『丹後あかまつ2号』を利用して天橋立へ訪問しやすくなり、丹後エリアへの新しい観光客の誘致を図ります」(WILLER TRAINS)とのこと。

宮福線(福知山~宮津間)は特急「はしだて」など優等列車も運行される路線だが、福知山駅・宮津駅も含む全14駅中、行き違いできる設備を持った駅が5駅しかなく、普通列車の運行時間が間延びする問題が発生していた。3月26日のダイヤ改正で、宮福線の上り(福知山方面)普通列車2本・下り(宮津方面)普通列車1本を快速列車に変更。等間隔運行に近づけるとともに、運行時間の短縮も図る。