エン・ジャパンは28日、「転職してきた方の第一印象」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイトを利用する9,232名。期間は2015年12月1日~2016年1月4日。

第一印象が良い転職者に8割が「出会ったことがある」

「第一印象が良いなと思った転職者に出会ったことがあるか」を聞いたところ、80%が「出会ったことがある」、20%が「出会ったことがない」と回答した。

「第一印象が良い人に出会ったことがある」と回答した人に、良いと感じたポイントを質問すると、「挨拶」(62%)が1位だった。次いで「表情」(60%)、「姿勢・態度」(52%)となった。

同様に「第一印象が良い人に出会ったことがない」と回答した人に、良くないと感じたポイントを聞いたところ、「姿勢・態度」(36%)が最多に。以降「挨拶」(31%)、「表情」(30%)と続いた。

「第一印象が良い/良くないと感じたのはどんな点ですか」(複数回答可)

「第一印象が良いと感じた理由」についてトップ3位の項目をみると、1位の「挨拶」は「自己紹介の内容ではなく、挨拶の際の声が大きかった」(29歳/女性)、「ファーストインプレッションはかなりの時間の間印象に残ります。無理に慣れない言葉でボロボロになるより自分の言葉でハッキリと挨拶したいものです」(46歳/男性)などの意見がみられた。

2位の「表情」には「にこやかな表情と本人から出てる雰囲気がいいと好感度がいいです」(37歳/女性)、「表情や身なりがきちんとしていて、愛想も良かったので、男女問わず評判が良かったです」(37歳/男性)といったコメントが寄せられた。

3位の「態度・姿勢」には「正々堂々としていながらも謙虚な姿は好印象」(29歳/女性)、「人との接し方や、仕事に対する誠実な態度が、周囲の人に程なく好感と信頼を得るに十分だと思いました」(40歳/男性)などの声があった。