ポニーキャニオン×A-1 Picturesによるオリジナルアニメプロジェクトとして制作された完全新作アニメーション『ガラスの花と壊す世界』。2016年1月9日(土)に公開初日を迎えた本作は、上海(中国)の宛平劇場でも日本の公開初日に合わせ上映された。

花守ゆみり(左)と種田梨沙(右)

中国でアニメーション映画が日本公開と同日上映されるのは初めてのことで、同劇場には1,000人を超える来場者が集まり、映画観賞とファンミーティングを楽しんだ。

『ガラスの花と壊す世界』は、2013年「アニメ化大賞」において、多数の応募作品の中から見事大賞を射止めた『D.backup』を原案とした劇場作品で、脚本:志茂文彦×キャラクター原案:カントクという2大ヒットメーカーによって新たに構成された作品世界観を、『進撃の巨人』や『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のオープニング演出を手掛けた石浜真史監督によって映像化された作品である。

上海の宛平劇場で行われた舞台挨拶には、本編上映後、日本での舞台挨拶から直接駆けつけたリモ役の花守ゆみりとデュアル役の種田梨沙が登壇。トークコーナーでドロシー役の佐倉綾音が日本からの中継で参加し、三人がそれぞれ中国語で挨拶をすると来場者全員総立ちとなって声援で応えるなど、会場は最初から熱い盛り上がりを見せた。また種田と花守さんが劇中のセリフを披露したり、アフレコ時のエピソードを種田がモノマネを交えて披露すると、歓声と笑いで会場は多いにわきあがり、花守のライブコーナーでもペンライトを振りながら大きな歓声が送られた。

オリジナル新作アニメーション『ガラスの花と壊す世界』は、上海だけでなく、アメリカでも日本にあわせて同時公開され、フランスやドイツ、さらに1月末にはオーストリアでも上映が予定されている。日本では新宿バルト9、シネマサンシャイン池袋ほかにて公開中。上映館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。

(C)Project D.backup