俳優の三浦春馬と女優の綾瀬はるかが11日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『わたしを離さないで』(15日スタート、毎週金曜22:00~22:54)特別試写会に出席。三浦は、綾瀬のマイペースぶりにほっこりしていることを打ち明けた。

左から、三浦春馬、綾瀬はるか、水川あさみ

同作は、英国のベストセラー作家カズオ・イシグロによる同名小説を原作とした究極のヒューマンラブストーリー。綾瀬、三浦、水川あさみ演じる"特別な使命"を抱えて生きる三人の男女の数奇な運命が、愛情と友情、絶望と希望、生と愛を絡めながら描かれる。

綾瀬といえばマイペースな天然キャラとして有名だが、本作の撮影現場でも本領を発揮したという。しかし、水川は「人に迷惑をかけるマイペースではまったくなく、ぼーっと」と言いかけて、「なんて言ったらいい?」と三浦にパス。三浦は、「綾瀬さんのマイペースさは現場で良く作用している」とフォローすると、水川も「現場がバタバタしている時に、はるかちゃんが来ると和む」と追従。三浦も、ミスをしたスタッフに綾瀬が「頑張ってね」とエールを送っていることに触れ、「それを見ているとほっこりする」と笑顔を見せた。とはいえ、座長として現場を引っ張っている意識が「まったくない」と言う綾瀬は、「そうですかね~」と不思議そうで、「そういうところがマイペース」と水川に突っ込まれていた。

そんな綾瀬は、ロンドン在住のイシグロ氏に会いに行ったといい、イシグロ氏から「みんなが思うことを自由に自信を持ってやってください」と激励されたことを報告した。イシグロ氏は、原作の映画化や舞台化により役者とキャラクターが化学反応し、新しいキャラクターが生まれることを喜んでおり、今回のドラマ化にも期待しているという。その後、イギリスの印象を尋ねられた綾瀬は、「ロンドンは陽が射さないと言われるけど、(わたしが)行ったときはパカーンとしていて、街並みがすごくキレイで感動しました」とにっこり。また、「公園でリスを追っかけ回したりしてました」と無邪気な一面を覗かせ、会場をほっこりさせていた。