女優の広末涼子と内田有紀が7日、東京・台場のホテルで行われたフジテレビ系新ドラマ『ナオミとカナコ』(14日スタート、毎週木曜22:00~22:54 ※初回は15分拡大)の制作発表会見に出席し、お互いを「憧れの存在」「すごいかわいい子だなあと思ってました」と褒め合った。
同作は、奥田英朗の同名小説が原作。百貨店の外商部で働くキャリアウーマンの主人公・小田直美を広末が、その直美の同級生で、DVに悩む控えめな性格の主婦・服部加奈子を内田が演じ、2人は加奈子のDV夫を排除するために、完全犯罪の殺害を計画する。
90年代から第一線で活躍し続ける2人だが、意外にも今回が初共演。少し後にデビューした広末は、内田の印象を「憧れの存在だったので、ご一緒できてすごくうれしいです」と語り、内田は広末を「デビューした時、すごいかわいい子だなあと思ってました」と言いながら、「褒め合ってもアレなんですけど(笑)」と恥ずかしがった。
広末は、内田の現場での印象を「思った以上に引っ張ってくれるので、心強いです」と頼りにしている様子。一方の内田は「(広末)涼子ちゃんのいろんな心の機微が見えてくると、一緒に年齢を重ねて同じ時代を生きてきたんだなという気持ちになって、言葉以上に触れ合っていることがある」という感覚を明かし、「それがこのドラマでそれがにじみ出てくればいいなと思うし、彼女とお芝居ができてすごく幸せです」と伝えると、広末は「ありがとうございました」と感謝の言葉を語った。
撮影は、息が詰まるシーンの連続だそうで、内田は「久しぶりに家に帰ってお風呂に入ったときに声を出しましたね」とその緊張感を明かし、「全身全霊で身を削って皆さん演じているので、それが少しでも伝われば」と視聴者にメッセージ。広末は「10時前にテレビの前でもうすぐ始まるかなって待ってくれるようなドラマになるように、精いっぱい毎日撮影を頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。