トリップアドバイザーはこのほど、「トラベラーズチョイス 人気上昇中の観光都市2015」を発表した。同ランキングは、2014年10月から1年間にわたり同サイト上に投稿された世界中の旅行者の口コミをもとに、前年と比較して評価や注目度が特に上昇した観光都市をランキング化したもの。

1位となった「トゥルム」のマヤ遺跡

過去1年間において、世界で最も人気が上昇した観光都市は「トゥルム(メキシコ)」となった。マヤ人が最後に立てた場所として知られるトゥルムのマヤ遺跡では、保存状態の良い遺跡が見学できるほか、カリブ海も一望できるという。また、観光名所である「Cenotes Dos Ojos」に代表されるセノーテでは、シュノーケリングやダイビングなども楽しめるとのこと。

Cenotes Dos Ojos

続いて、2位に「カルタヘナ(コロンビア)」、3位に「ポルト(ポルトガル)」、4位に「ガトリンバーグ(アメリカ)」、5位に「モスクワ(ロシア)」、6位に「ブライトン(イギリス)」、7位に「ニューデリー(インド)」、8位に「バンフ(カナダ)」、9位に「リマ(ペルー)」、10位に「フォス ド イグアス(フラジル)」がランクインした。

世界の人気上昇中の観光都市 トップ10

また、今年はランクインした観光都市の「宿泊予約関心度」も発表。「宿泊予約関心度」は、「トリップアドバイザー」における各都市の宿泊施設ページにおいてメタサーチ(価格比較検索機能)で検索し、予約サイトに実際に遷移したクリック数の前年度比増加率を算出したものとなっている。

アジアにおいて最も人気が上昇した観光都市には、「ニューデリー(インド)」が選ばれた。同所は、タージ・マハルの原型とされる世界遺産のフマーユーン廟や赤い城(ラール キラー)などの史跡の数々がある。オールドデリーのスポットでは、インドらしいバザールを探索することもできるとのこと。

フマーユーン廟

オールドデリーの様子

以下、2位に「バンガロール(インド)」、3位に「カオラック(タイ)」、4位に「コロンボ(スリランカ)」、5位に「カロン(タイ)」、6位に「サヌール(インドネシア)、7位に「イェレヴァン(アルメニア)」、8位に「ニャチャン(ベトナム)」、9位に「プノンペン(カンボジア)」、10位に「フエ(ベトナム)」がランクインした。

アジアの人気上昇中の観光都市 トップ10