交通新聞社はこのほど、iOS版時刻表アプリ「デジタルJR時刻表Lite」をリリースした。同社発行の月刊誌「JR時刻表」「東京時刻表」が収録する全路線の時刻表を同じスタイルで表示し、目的に応じてカスタマイズできるという。
従来の経路検索(乗換案内)アプリの機能に加え、時刻表ならではの列車情報(運転日や編成設備)を簡単に操作できるのが特徴。「JR時刻表」をもとに、日付や列車名で条件を満たす列車だけを一覧表示し、出発駅・到着駅の時刻で列車を並び替えるなどのカスタマイズ表示もできる。時刻表の時刻をタップし、乗継ぎ候補の2列車を各方面別に一覧表示する機能も実装。
路線図の駅名から出発駅・到着駅を選択することや、GPSで最寄駅を検索することもできるので、文字を入力して検索する手間も省ける。路線図上のどの位置を表示しているかひと目でわかる「ミニマップ」の搭載や、時刻表をスクロール表示で一覧できるスライダー機能、情報量の多い路線図や時刻表を閲覧しやすくする全画面モードなど、欲しい情報にすぐアクセスできる見やすさも追求した。
アプリ本体は無料だが、機能の利用には1カ月チケット(360円・自動継続)か7日間チケット(120円)が必要。初回インストール時に限り、すべての機能を7日間無料で試用できる。サービス開始を記念し、1月31日までは1カ月チケットを250円に割引する。Android版は1月下旬リリース予定。