ジャストシステムはこのほど、既婚女性を対象に実施した「家計簿アプリ利用の実態調査」の結果を発表した。それによると、20代既婚女性のスマホユーザーのうち、約3割が「家計簿アプリ」を利用していた。

50代の6割超が「家計簿はつけていない」

家計管理の状況を尋ねたところ、「スマートフォンの家計簿アプリで家計簿をつけている」人は19.4%。世代別では、20代が29.4%と最も高かった一方、50代は11.3%と最も低かった。また、「家計簿はつけていない」人は53.5%で、世代別では50代が62.9%と最も高かった。

家計管理の方法

家計簿アプリユーザーのうち、「これまで面倒で続かなかった家計簿が、スマートフォンで手軽に入力できるようになったので、続くようになった」と答えた人は44.9%だった。

家計簿アプリに金融機関の情報を登録し、連携させることで家計簿が自動で入力できる金融機関連携機能を利用しているユーザーに、アプリ利用前後の変化を聞くと、43.3%が「出入金の把握が楽なので、買い物はできるだけクレジットカードを使うようになった」と回答した。

金融機関連携機能を使っていない家計簿アプリユーザーのうち、今後「利用してみたい」人は27.5%。また、金融機関連携機能を使っているユーザーに、家計簿アプリにクレジットカード情報などを提供することについて尋ねると、「初めからほとんど抵抗を感じなかった」人は36.7%に上った。

調査期間は2015年12月18日~21日、有効回答はスマートフォンユーザーで20~59歳の既婚女性945人。