熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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12月14日(月)

■「ミスチルをパクった?! 盗作疑惑の作詞家、その素顔は?」【ビビット】

1992年に発売されたMr.Childrenの名曲「抱きしめたい」と、平浩二の「ぬくもり」の歌詞がほぼ一致しているというパクリ騒動が起きている。実際、前半の90%が同じ歌詞でもはや言い逃れはできないレベルであり、発売元の徳間ジャパン コミュニケーションズは、「著作権侵害に相当するもの」と判断して謝罪した。

そこで気になるのは、「ぬくもり」を作詞した沢久美とはどんな人物なのか? 過去に作詞をしてもらったことのある演歌歌手・青山ひろしは、「今までこんなことはありませんでした。性格的には明るい人。(ミスチルとの)接点は見当たらない。演歌の人なので」とコメントした。一方、渦中の沢は、「ご迷惑をおかけして申し訳ない。曲は知らなかった」と苦しい言い訳。泉谷しげるは、「ここまでやるなら『ぬくもり』じゃなく『盗作』とタイトルをつければよかった」とバッサリ切り捨てた。

■「名子役たちに恋愛の季節。成海璃子にも熱愛報道」【ビビット】

女優の成海璃子

相手は23歳の成海より3歳年下の20歳モデル、クロウド・モーガン。イギリス人の父と日本人の母を持つハーフで、『メンズノンノ』などで活躍しているという。2人は表参道でデートし、モーガンが子犬をあやすかのように、成美の頭をポンポンとなでていたらしい。ただ、成海の所属事務所は、「仲の良い友人の1人と聞いています」とコメント。確かに本命の恋人なら無防備すぎるが、事務所としては真実だとしても、相手が20歳のモデルでは認めにくいところもあるだろう。

成海と同じく元子役の熱愛報道と言えば、神木隆之介と志田未来のニュースが記憶に新しい。いずれも20代に入って仕事が落ち着き、恋に励む時期ということか。

12月15日(火)

■「出産から2カ月の眞鍋かをりが苦悩!? 吉井が育児放棄か」【ビビット】

タレントの眞鍋かをり

第一子出産から2カ月が過ぎて、幸せな毎日と思いきや、眞鍋に「苦悩。ロッカー夫、育児放棄」という報道が流れた。記事によると、眞鍋が出産を控えた時期から夫・吉井和哉のサポートがなく、現在も育児放棄状態という。眞鍋は周囲の人に「旦那さんが何もしてくれない。もう離婚しちゃおうかな……」と話していると言うが、真相はどうなのか。

番組が所属事務所に確認すると、「不満を漏らしているということはございません。離婚ということも絶対にございません」と全面否定。いかにも飛ばし記事っぽい内容だが、もし記事の内容が本当だとしても、離婚の直前まで真相を話さない気がする。

■「ハイキングウォーキングQ太郎が離婚。ネタじゃなかった」【ビビット】

ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎

その見出しは、「僕を"クズ亭主"と呼んだ妻とは"慰謝料ゼロ"で離婚しました」。"僕"はハイキングウォーキングの鈴木Q太郎。2010年に会社令嬢との格差婚で話題を集めたが、2013年ごろからたびたび別居ネタを披露するようになっていた。

さらに今年9月、夫婦で出演した番組で、妻が涙ながら夫のクズっぷりを訴え、Q太郎は「離婚したくない」と話していたが、結果は離婚。所属事務所によると、離婚は11月に成立して慰謝料はないようで、「妻に対して急にキレる、会話はゼロ、生活費を入れない」はネタなのか、ガチなのか、最後まで分からなかった。

12月16日(水)

■「好きな男性アナランキングが発表! 1位はアノ人」【PON!】

毎年恒例の好きな男性アナランキングが発表された。番組は「MCの青木源太アナが何位にランクインしているか」で大騒ぎ。結果は、1位が桝太一(日本テレビ)、2位が羽鳥慎一(フリー)、3位が辻岡義堂(日本テレビ)、4位が武田真一(NHK)、5位が上重聡(日本テレビ)、6位が榎並大二郎(フジテレビ)、7位が山本匠晃(TBS)、8位が安村直樹(日本テレビ)、9位が宮根誠司(フリー)、10位が軽部真一(フジテレビ)。

青木アナと同期の桝アナが4連覇を達成した一方、本人はランク外……。青木アナは「お赤飯の準備ができていたんですけど……来年頑張ります!」と満面の笑み。イケメンの上に明るい青木アナは、知名度さえ上がれば十分ランクインしそうだ。

■「菊池桃子が初の手記出版。娘の障がいを告白」【ノンストップ】

タレントの菊池桃子

手記出版のタイミングで、90分ものロングインタビューに答えた桃子。16歳でデビューして、1995年に結婚、その後長男と長女を出産したが、長女は生後7カ月で脳梗塞になり、左の手足にまひの後遺症が残ったという。

菊池は当時を振り返りながら、「意外とすぐに気持ちを切り替えて、『私がサポートしていこう』『お母さんが泣いている時期ではない』と思いました」と気丈だったようだ。その理由は、「二人の間に障がいの可能性を持つ子を死産していて、一度心の準備していた」から。長女は懸命のリハビリで幼稚園に入るころには歩けるようになったが、小学校に入ったときに試練が訪れる。「何でみんなと同じようにできないんだ」と思いはじめ、「過呼吸を繰り返して迎えに行く機会も多かった」という。そして、「円形脱毛症になった」「自分のことが嫌いになって、血が出るまで自分の手を壁に打ちつけた」「周りのお友だちに隠し切れないようになってきた」ため転校を決意する。

しかし、障がいを持った子の就学相談に乗ってくれる場所がなく、自らさまざまな学校に足を運んだという。菊池はその経験から学ぶ習慣がついて受験勉強をはじめ、40歳で大学院に進学。さらに、母校の戸板女子短期大学の客員教授に就任、「1億総活躍国民会議」民間議員に選出など、活躍の場を広げている。

清純派アイドルとしてデビューしてから約30年が過ぎたが、今後は「ユニークな人になりたい。『面白い人生だね』って言われるけど、もっともっと面白い挑戦をしていきたい」と目を輝かせた。見た目の何倍もエネルギッシュな人だ。

12月17日(木)

■「坂口杏里が3歳で生き別れた実父と20年ぶりの再会」【ノンストップ】

タレントの坂口杏里

坂口が3歳で生き別れた父親と再会したことをブログで明かした。「本当のお父さんが癌だ ってゆうのを事務所に連絡をいただき、でもママを苦しめて苦しめてどん底までやった人間の顔なんか見るかって」と病院行くことと悩んでいたが、3年前に亡くした母・良子さんも同じがんでなくしたことで、後悔しないように20年ぶりの再会を決意。

「産んでくれたお父さんがこんな姿でママとおなじで、見てるのも胸が痛くなってずっと手握り締めて20年ぶりに手なんて繋いだ いろんな人と手繋いでもママとお父さんの手って不思議なものでね、誰の手よりも違うんだよね! これから先も私は何度か顔見に行ってくる」とその心境をつづった。今年はバイきんぐ・小峠英二との破局でさわがせたが、24歳にしてその人生は波乱万丈だ。

■「滝藤賢一は4子と植物を育てるイクメンだった」【PON!】

俳優の滝藤賢一

トークゲストに個性派俳優として引っ張りだこの滝藤が登場。来年公開の映画『はなちゃんのみそ汁』では、乳がんと闘う妻を献身的に支える夫を演じているが、実生活でも心優しきパパだった。休日は6歳の長男、4歳の次男、3歳の三男、1歳の長女たちと遊んですごしているようで、「もうひどいですよ。ムチャクチャ(わんぱく)」「次男が走ってロッカーにぶつかって5針縫いました。全然泣かなかったみたいですが、抜歯の日に今度は階段から落ちて同じところ切ってるんですよ」と笑わせる。

そんな滝藤に妻からのタレコミが届く。「(滝藤は)植物にハマっていて、花屋さんに行くたびに買っているので部屋が占領されている。子どもたちより植物を心配しながら出かけていくので困る」と残念な一面を暴露。しかし、滝藤は妻に内緒で約5万円の植物を買っていたことを告白し、さらに「オリーブの木を妻に買って渡して謝罪しようかな」と悪ノリ。

一方、妻は「好きなのは運動会など子どもの行事を全力で応援するところ。名前を大声で叫んでいてかっこいいなと思いました」とフォローのコメント。これに滝藤は、「子どもが小学校に入ったら2人で旅行とか行こう」とテレビ越しのラブコールを返していた。

12月18日(金)

■「結婚生活18年、平子理沙と吉田栄作が離婚へ」【ビビット】

モデルの平子理沙

この日発売の『フライデー』に、「平子理沙、イケメン俳優と同棲&温泉旅行 吉田栄作と離婚」という見出しが躍った。平子の相手は俳優の村井克行。記事には先月中旬に2人で熱海へ温泉旅行し、同棲もしていると書かれたほか、2010年には手つなぎデート、2012年にはペアルックデートという報道もあった。

平子の所属事務所は、「同棲はしていません。村井さんとは昔からの親友でおつき合いはしていません。(夫とは)今年の春先から離婚の話し合いをしています」とコメント。ただ、離婚を認めたのなら、交際否定は説得力に欠ける。

■「『なりたい顔』1位は石原さとみ! 『親に感謝』」【ビビット】

女優の石原さとみ

美容雑誌『美的』の読者アンケートで「なりたい顔」部門の1位に石原が選ばれ、贈賞式に出席した。おなかを見せるセクシーな黒ドレスで現れた石原は、「素直にすごくすごくうれしいです。親に感謝したい」と満面の笑み。「加湿器を大量につけて寝ると、翌朝本当に変わるんですよ」と美の秘けつは睡眠と保湿であることを明かした。その他にもメイクを研究したり、プライベートを楽しんだり、得たものの多い一年だったという。

来週24日に29歳の誕生日を迎えるが、その人気と演じられる役柄は広がる一方。演技だけでなく、「さまざまなものから学ぼう」という意識の強い人だけに、まだまだ進化が期待できそうだ。


今年のワイドショーも残り一週間。果たして、クリスマスに合わせたサプライズスクープはあるのか? 私がある週刊誌とスポーツ紙の芸能担当に尋ねたところでは、「ネタはある……けど、どこまで出せるか」という状態だった。特に週刊誌は、年末の合併号に合わせてネタを仕込むだけに乞うご期待。また、当コラムの特別版『2015年芸能ニュースランキングTOP10』も予定しているのでお楽しみに。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。