宮崎秋人

真島ヒロ氏が描く人気コミック『FAIRY TAIL』(講談社「週刊少年マガジン」連載)が舞台化され、2016年4月30日より池袋・サンシャイン劇場にて世界で初めて舞台化されることが決定した。

本作は、アニメ化・ゲーム化・劇場作品化だけでなく、ジャパンエキスポアワード2009 少年漫画部門 最優秀少年漫画賞を受賞しており、名実ともに海外からも熱い視線を注がれている作品で、舞台化を熱望されてきたが、ついに満を持しての世界初演がはたされる。

脚本・演出を務めるのは、宝塚歌劇団の脚本・演出としてデビューした児玉明子氏。児玉氏は、2009年より文化庁の新進芸術家海外研修制度にてカナダ・モントリオールへ演劇留学し、演出家ロベール・ルパージュ氏の下で研鑽を積み、帰国後は、『女海賊ビアンカ』(2013)、『La Vie -彼女が描く、絵の世界』(2014)の脚本・演出を手がけ、2015年のライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』では日本国内のみならず世界中を熱狂させた。

そして主演は、先日、俳優集団D-BOYSに加入し、舞台Dステ17th『夕陽伝』での好演も記憶に新しい宮崎秋人。若手ながら確かな演技力と柔らかな存在感で、今もっとも注目を集める俳優の一人となっている。

■脚本・演出:児玉明子氏のコメント
世界に誇る原作漫画の、舞台化の脚本・演出を担当させて頂く事になり、その緊張感を感じつつ、信頼するスタッフやキャストに支えられながら、一歩ずつ舞台化へ向けて準備を進めている毎日です。この上なく舞台を愛する者の一人として、この作品を通じて演劇ファンの方々は勿論のこと、今まで劇場に馴染みのなかった方々や、国境を越え海外の「FAIRY TAIL」ファンの方々にも、作品の世界観を劇場で体感して頂き、そして演劇の素晴しさを少しでも味わって頂けたら、この仕事に生きる喜びをこの上なく感じ、心の底から嬉しく思います。そして一人でも多くの皆様に、劇場でお会い出来る事を望みつつ…。とにかく頑張ります!!!

■主演:宮崎秋人氏のコメント
世界的に大人気漫画作品「FAIRY TAIL」の舞台化、さらにその主演に抜擢していただき、とても驚いています。座長という大役は非常にプレッシャーを感じますが、それ以上に新たな挑戦が出来ることが何より嬉しいです! "再現"ではなく"舞台にする"ことを一番に考えてナツ・ドラグニルを演じたいです! 自分と、一緒に作り上げる仲間達にとっての代表作にしたいです。

舞台『FAIRY TALE』は、2016年4月30日(土)~5月9日(月)の上演予定で、会場は池袋・サンシャイン劇場。そのほか詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。

(C)真島ヒロ/講談社 (C)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会2016