Q. 仕事が捗らないときにしていることを教えて下さい

仕事がどうも捗らない、やる気が起きない……。そんな時に皆はどんな方法で乗り切っているのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、仕事が捗らないときにしていることについて教えてもらった。

Q.仕事が捗らないときにしていることを教えて下さい

■あがく
・「黙々と仕事を続ける: 捗らなくてもやり続けるしかないので」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「無理にでも仕事をする: 仕事が捗らないから休むとかいう言い訳は通用しないから」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「やれることをするだけ: 少しでも進めないと間に合わない」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「とりあえず目の前のものからやってみる: やらないとできないから」(24歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「がんばる: これしかない」(31歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/技術職)

■まずは単純作業を
・「簡単なことをやって勢いづける: 簡単な仕事をして流れをつけてやると、集中してできる」(34歳男性/商社・卸/営業職)
・「書類の整理: 頭を殆どつかわなくてもいいので気分転換ができるから」(34歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「身の回りの整理: 仕事する場所も自分も片付く」(22歳女性/医療・福祉/専門職)
・「棚の整理など体を動かす単純作業をする: 気分転換になるから」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「メモリを圧迫しているファイルを消す: すっきりするから」(45歳男性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■仕事手順を再考
・「TODOリストを作ってみる: やる事をいったん整理するのも大事な事だと思うから」(32歳女性/不動産/専門職)
・「スケジュール管理: 効率よく作業できるから」(24歳男性/電機/技術職)
・「効率的な方法を考えながらする: 同様な仕事で活かせるかもしれないから」(50歳以上男性/不動産/経営・コンサルタント系)
・「工夫の仕方をかえる: マンネリ防止」(45歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「段取をかんがえておく: あとでこまらないため」(43歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■他の人にヒントが
・「同僚に助けを求める: ミスをするのを防ぐため」(37歳女性/医療・福祉/専門職)
・「上司に相談: 仕事は一人でしているわけではないから」(49歳男性/情報・IT/技術職)
・「先輩に相談する: 解決するから」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「その仕事に関わる雑談でしょうかね: 他のエンジニアと、困っていることについて雑談していて、何度か解決のヒントが出てきたことがあります」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「ネットで同様な人の仕事のやり方を探す: 情報収集」(43歳男性/アパレル・繊維/技術職)

■場所を変える
・「一旦トイレ休憩する: トイレなら立ちやすいから」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「1度煙草を吸いに行き、席を外す: 1回席を外して気分をリラックスさせる」(29歳男性/医療・福祉/専門職)
・「気分転換で外の空気を吸いに行きます: 空を見たり鳥を見るとスッキリするので、気分転換に使います」(44歳男性/情報・IT/技術職)
・「近くのコンビニまで外出する(雑務も担当しているので、備品の買い出しも兼ねて): 外の空気を吸ってリフレッシュできるから」(23歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「一回会社から出る: 空気を変えるため」(34歳男性/運輸・倉庫/営業職)

■体を動かす
・「ストレッチをする: ある程度体をほぐしたほうがいい」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ちょっと身体を動かす: 血の流れも影響しているかもしれないから」(32歳男性/食品・飲料/技術職)
・「軽い運動を10分間する: 頭の中を一端リセットするために運動が必要であるから」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「一旦席を立ってお茶を飲み、首を回したり肩甲骨をくっつけたりして肩こりを解消させる: 体の疲れが捗らない原因だと思うので、少しでも疲れを楽にする」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「階段昇降: カラダを動かしてひとりになりたいから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「深呼吸: 落ち着く」(24歳女性/生保・損保/営業職)

■何か口に入れる
・「コーヒータイム: 一服するとやる気が出てくる」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「休憩してお茶でも飲む: 気分転換と気力の再注入のため」(41歳女性/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)
・「チョコを食べる: 頭が働くから」(38歳男性/情報・IT/技術職)
・「ガムをかむ: めがさめるとおもう」(23歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「ミントタブレットを食べる: 頭が冴えて仕事のスピードが上がるから」(26歳男性/農林・水産/技術職)

■思い切って諦める
・「その仕事のことを忘れる: 気分転換したほうがいい場合があるから」(50歳以上男性/その他/その他)
・「一瞬寝る: 頭がスッキリする」(27歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「心ゆくまでサボる: 罪悪感からやる気になる」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「あきらめて帰る: 調子が乗らない日はがんばらない」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「早く帰って明日から頑張る: だらだらしていても無駄だから」(27歳男性/医薬品・化粧品/技術職)

■その他、さまざまな気分転換
・「アロマの匂いをかぐこと: 匂いによる刺激は一番リフレッシュできるらしいと聞いたから。好きな香りをスプレーしたハンカチを持っている」(24歳女性/食品・飲料/専門職)
・「晩ご飯の事を考える: とりあえず一日が終わって美味しいものを食べたいから」(35歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「鼻歌を歌い: 鼻歌なら調子を上げられるから」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「声を出す」(30歳男性/印刷・紙パルプ/営業職)

■総評
仕事がどうも捗らない、やる気が起きない……。そんな時に皆はどんな方法で乗り切っているのか。大きく分けて、「とにかくがんばる」派と「気分転換でリフレッシュ」派に分かれるようだ。

「とにかくがんばる」派は「捗らないという言い訳は通用しない」「少しでも進めないと間に合わない」という切羽詰まった状況のご様子。気分が乗らない時はまず単純作業から。「簡単なことをして勢いをつける」ために、机の上や書類の整理、棚の整理、コンピュータ内の要らないファイルを捨てるなど、気分がスッキリする雑用が人気だ。

いよいよ煮詰まった時は、「もう一度作業工程を考えて見る」「スケジュール管理」「ToDoリストを作る」など、最初から手順をやり直してみるのも手だ。また周囲の人に相談する、というのもいい方法。その仕事について雑談しているうちに解決策が見つかった、というコメントもあった。

「気分転換」派は、トイレやコンビニ、外出するなど場所を変えて、混沌とした状況を打破している人が多いようだ。コーヒーを淹れる、タバコを吸うなど、席を外してリフレッシュする人も。階段を上り下り、ストレッチ、体操など軽く体を動かすのも効果的なようで「血の巡りがよくなる」「体が固まってくると仕事もはかどらない」とのこと。深呼吸派もいた。

何か口に入れるのも効果的なようだ。飲み物はコーヒー、紅茶、炭酸飲料、食べ物だとチョコやガムという声が多かった。甘いものを食べると「糖分が頭に回っていいアイディアが浮かぶ」、ガムをかむと「スッキリ目が覚める」ようだ。

どうしようもない時は思い切って「休憩」「仮眠」、気分が乗らない時はいくらあがいても無駄なので「一旦仕事のことを忘れる」「サボる」「早く帰る」という潔さも必要かもしれない。その他、「アロマの匂いを嗅ぐ」「鼻歌を歌う」「晩御飯のことを考える」「美人を眺める」など、気分転換というよりも現実逃避に近いような回答もあった。誰しも、いつもノリノリで仕事をできるわけではない。煮詰まった時に効果がある、自分なりの切り替えテクニックをもっておきたいものだ。

調査時期: 2015年10月26日~10月28日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性150名 女性150名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート