熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【白熱ライブ ビビット】→【ビビット】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【直撃LIVE グッディ!】→【グッディ】、【ゴゴスマ GO GO!Smile!】→【ゴゴスマ】と略表記します

11月23日(月)

■「今年の『いい夫婦』は誰? モー娘。OG・吉澤ひとみが結婚」【ビビット】

吉澤ひとみ

11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたのは、結婚10周年の藤井隆と乙葉、結婚20周年の文部科学大臣・馳浩と高見恭子の2組。藤井は「この場を借りて妻にお礼をいいたい」、乙葉は「10年間アッという間。これからも毎日楽しく過ごせればいいなと思います」とほほ笑ましい会話を交わした一方、馳が「結婚してずっと同じベッドで寝るのは大事」と力説すると、高見は「(元プロレスラーで体が大きいから)狭いですよ、すごく」とあうんの呼吸で笑わせた。

そしてこの日、モーニング娘。OGの吉澤ひとみが39歳の一般男性と結婚。「11月22日に入籍致しました。2人で支え合い、笑顔と優しさが溢れる明るい家庭を築いていきたいと思います」とコメントした。中澤裕子から保田圭、辻希美、矢口真里、後藤真希まで、結婚の先輩はバリエーション豊富なだけに、どんなタイプの妻になるのだろうか。

■「浜田ばみゅばみゅCDデビュー! スタッフは超一流」【PON!】

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の企画から誕生したアイドル・浜田ばみゅばみゅのデビューが決まった。もちろん正体は浜田雅功だが、放送を見たきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサー・中田ヤスタカから申し出があり、本家が作詞作曲を手がけることになったという。さらに、ミュージックビデオや衣装は増田セバスチャンが担当。つまり、きゃりーぱみゅぱみゅと同じスタッフであり、本物との共演も予定されているという。

コンセプトは「全世界の女の子が憧れる女の子」で、デビュー曲は「なんでやねんねん」。ここまでやり切った大物の悪ふざけは久々かもしれない。

11月24日(火)

■「酒井法子の16歳長男は、まさかの芸能界志望か」【ビビット】

酒井法子

ミニアルバムの発売記念ライブと握手会を行った酒井。上海や台湾のファンも駆けつける中、「碧いうさぎ」の2015年バージョンを披露するなどノリノリでイベントを盛り上げた。12月には全国9公演のディナーショーツアーも予定され、充実している様子がうかがえる。

酒井は自らがデビューした年齢と同じ16歳になった長男について、「私がいろんなところで仕事ができるのがうらやましいみたいで、『僕も歌を習いたいな』と言い出して、『本気でやるならいいよ』と言っています。好きなものとか可能性を伸ばせたらいいなと思います」とコメント。こうした発言がきっかけになることも多く、まさかのデビューはあるのかもしれない。堺は現在44歳だが、新たな恋愛はしていないようで、今は子育てと仕事に集中しているようだ。

■「加藤茶が45歳年下の妻に『再婚してくれ』の遺言」【ビビット】

加藤茶(右)・綾菜さん夫妻

映画イベントに登場した加藤が、「人生の最後を選ぶことができる」というテーマの作品に絡めて、「去年は危なかったところをカミさんに助けてもらいました。最近はカミさんと死について話すようになりましたね」とコメント。すでに72歳だけに、「どんなに頑張ってもせいぜい10年くらいしか生きられないから、オレが死んだあとはいい人がいたら再婚してくれと頼んでいます」と言っているらしい。一方、45歳年下の綾菜夫人は「長生きしてほしい」と言っているようだが、加藤は「死ぬときに笑ってもらいたいから、ネタを考えてから死にます」と話して笑わせた。

これを見たテリー伊藤は、「当たり前じゃないですか。たぶん奥さん、今から次の人を考えているんじゃないですか。それくらいの覚悟があって当然ですよ」とあからさまな暴言。サンジャポ出演時のようなコメントで、国分太一と真矢ミキを苦笑いさせていた。

11月25日(水)

■「田口淳之介がKAT-TUN脱退とジャニーズ退所を電撃発表!」【ミヤネ】

前夜、生放送の『ベストアーティスト2015』にKAT-TUNのメンバーとして出演した田口は、「僕、田口淳之介は、来年の春を持ちましてKAT-TUNを離れ、ジャニーズ事務所を退所することとなりました」とコメント。会場中がどよめく中、「自分自身、30歳を目前にしてこれからの人生の歩み方を考えた上でメンバーには本当に申し訳ありませんが、自分の道を選択させていただきました」と続けた。

これを受けた亀梨和也は「なぜ今なのか。情けなく、悔しい気持ちです」、上田竜也は「本人には何度も説得を試みましたが、意志が固く、このようなご報告を申し上げることとなり、自分の力不足を痛感しています」、中丸雄一は「これまで長く苦楽を共にしてきた仲間が抜けることに非常に深い悲しみを抱いています」と、それぞれ沈痛なコメント。一方、ジャニーズ事務所は、「グループとしての解散は予定していない」とのことだが、これで脱退者が3人となり、残りメンバーは3人になってしまった。KAT-TUNは来年10周年を迎えるが、まさかの電撃解散はあるのか、先行きは不透明だ。

11月26日(木)

■「姿を消してから半世紀、伝説の女優・原節子さんが死去」【とくダネ】

日本の誇る名匠・小津安二郎監督の『東京物語』『麦秋』などに出演した原さんが9月5日に95歳で亡くなっていたことがわかった。原さんは戦前から活躍し、黒澤明監督や成瀬巳喜男監督などの日本映画史に残る名作に出演。日本を代表する名女優と言われながらも、1963年に42歳で引退し、こつ然と姿を消してしまう。また、女優としての輝きに加え、未婚でゴシップもなかったため、「永遠の処女」とも言われていた。その後も約半世紀にわたって、ほとんど人前に出ることはなく、プライベートは謎に包まれたまま。まさに伝説的な存在であり、影響を与えた女優も多く、あらためて大きな話題になっている。

■「ベストドレッサーに又吉、吉田らが選出! 2人に恋が芽生えた?」【スッキリ】

ベストドレッサー賞の授賞式に出席した吉田羊(左)と又吉直樹

ファッショナブルな有名人に贈られる『第44回ベストドレッサー賞』の授賞式が行われ、芸能界から松坂桃李、吉田羊、シャーロット・ケイト・フォックス、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が選ばれた。

中でも最注目は、やはり又吉。「学術・文化部門」での選出は異例なだけに多くの報道陣が殺到。クリスマスに過ごしたい女性のタイプを聞かれた又吉は、「転んだりして、ヒザから血を流しても痛々しくない人。それでもかわいく見えるというか、美しさというよりは明るさや強さの見える人」と、いかにも“らしい”コメントで笑わせた。

一方、吉田は「敬愛する又吉さんのお隣に座れただけで満足」とニッコリ。さらに「ヒザから血を流す練習しておきます。それで又吉さんが喜んでくださるなら頑張ります。練習しておきます!」と猛アピール。隣に並んでみるとビックリするほどお似合いで、まんざらでもなさそうだった。

11月27日(金)

■「紅白歌合戦の出場者が決定! 復活勢に注目」【ビビット】

紅白歌合戦の司会者と出場歌手が発表された。「目玉がない」という前評判が流れていたが、フタを開けてみたら、最大のサプライズは総合司会の黒柳徹子。1958年に当時最年少の25歳で抜てきされ、今回は最年長での大役となる。生放送で空気を読まないマシンガントークが炸裂するか。

出場歌手の注目は、デビュー35周年で19年ぶりの近藤真彦、18年ぶりのX JAPAN、9年ぶりの今井美樹、9月に結婚した福山雅治、再結成のレベッカなどのアラフィフ。初出場組よりも目立つのは珍しく、若者狙いではなく30~40代の視聴者対策が見える。中でも福山雅治のトリはあるのか? 話題を集めそうだ。

さらに、特別企画枠で4年ぶりに小林幸子が復活。「新しい小林幸子を見せたい。(衣装の)第一形態、第二形態があるかもしれない。ネットに人たちに感謝です」と話す小林のステージに瞬間最高視聴率の期待が高まる。

■「菅田将暉のトーク力が開花! 最近似ていると言われるのは……」【PON!】

菅田将暉

映画『ピンクとグレー』のPRで、中島裕翔と菅田将暉が登場。まずは菅田が番組レギュラーのクマムシ佐藤大樹に似ているとツッコミを受ける。菅田は「すごく言われます。溝端淳平くんから電話がかかってきて、『朝のPON!見たよ』って。『それオレちゃうやろ!』って返しがほしいみたいです。(似ていると言われて)うれしいですよ。ただパーティーピーポー感に関しては何とも言えない」と笑わせた。

続いて、「お互いに物申す」というトークテーマでは、「(中島から)ちょいちょい写真とか文とか送られてくるんですけど、寂しいなら『遊ぼうや』って言えばいいのに。今1人でご飯食べてるとか。呼んだらええやん!」と猛ツッコミ。中島は「僕のために明日とかもし早かったら時間さいてもらうの悪いなって……」とネガティブに返して苦笑い。菅田は主演作が相次ぐなど絶好調だが、トークもメキメキ力をつけている。


視聴率と影響力の低下が叫ばれて久しい紅白歌合戦だが、それでもほぼ全てのワイドショーで出場歌手を紹介していた。中でも『ビビット』は切り口を変えて、22年連続出場が決まった国分太一が裏話を披露。「弁当が出ないので、芸能事務所や他のアーティストからの差し入れ合戦がスゴイ。結果的に豪華な食事になる」「司会者や大トリの人から記念品の差し入れがある。たくさんあって持ち帰るのが大変」「楽屋は大部屋で全員一緒。1つの鏡に対して1アーティスト」「打ち合わせのことを面接と呼ぶ」などを明かして盛り上げた。他局の番組をここまで紹介しつつ、最後は自局の番組名のみを伝えて「見てください」の矛盾がお約束だ。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。