長良川鉄道はこのほど、観光列車「ながら」の運行開始について発表した。水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所代表)に車両デザインを依頼し、既存車両ナガラ300形2両をリニューアル。2016年春の運行開始を予定している。

長良川鉄道の観光列車「ながら」外観イメージ(画像はすべて長良川鉄道提供)

同社は1986年12月、旧国鉄越美南線美濃太田~北濃間を引き継ぎ開業。現在はナガラ300形・ナガラ500形などの車両を所有している。路線総延長72.1kmのうち、約50kmにわたって長良川に寄り添うように列車が走り、自然と歴史に特色のある観光地も点在する。景勝地で徐行運転を行う「ゆら~り眺めて清流列車」も1往復設定されている。

新たに運行開始される観光列車「ながら」も、長良川が列車名の由来に。長良川(青)と沿線の自然(緑)、雪景色(白)とコントラストをなすロイヤルレッドを車体色に採用し、内装には沿線の素材を用いた装飾を施した。デザインを手がけた水戸岡鋭治氏は、「山と清流に囲まれた風景の中を、どの季節でも視認性の高いロイヤルレッドの車体がゆったり走ります」「車内には岐阜県産の木をふんだんに使用し、人に優しく、沿線の文化を取り入れた明るい空間づくりをめざします」とコメントを発表している。

観光列車「ながら」1号車(画像左)・2号車(同右)の車内イメージ

車内では沿線の山の幸・川の幸を詰め込んだ「ながら車内食」も楽しめるとのこと。「沿線の四季折々の自然、原風景、伝統文化、食文化をお楽しみいただき、ここでしか味わえない感動をお届けする列車旅へご案内します」と長良川鉄道。運行開始日や予約受付開始日、その他の詳細については準備が整い次第、発表するとしている。