懐かしさやあたたかさを感じさせるアンティーク家具は、レトロモダンな部屋作りに欠かせないアイテム。家庭で大事にされてきた古道具も魅力的ですが、学校で使われていた道具には、また違った味わいがあります。ここでは、シンプルでいて実用性も抜群な「学校アイテム」の上手な使い方を紹介します。

シンプルさと懐かしさが魅力

RoomClipの人気ユーザー kaoさん宅のダイニングテーブルになっているのは、なんと小学校の図工室で使われていた工作机。これはヤフオクで購入したとのことですが、当初はもう少し黒ずんでいたそうです。ただ、何年も使っていく中で徐々に現在のキレイな色合いを取り戻していったとのこと。そんな変化もビンテージ品ならではですね。よく見れば彫刻刀で削ったような傷がついていたり小さな穴が空いていたりして、なんとも言えないぬくもりを感じさせます。

どこかで見たことある……と思ったら、時計も学校の教室で使われていたもの。日付の部分は壊れているそうですが、それも含めて見事にリビングに溶け込んでいますね。

キッチンで使われているこちらは骨董市で購入した給食のワゴン。黒ペンキを塗り、天板にBRIWAXで塗装したベニア板を張るだけでこんなにスタイリッシュに!

キッチンにはこんなものもありました。米びつになっているこれは、給食のシチューなどを入れていた入れ物です。お米10kg分がそのまま入るので、実用性も抜群♪

リビングのソファの下で電化製品のコード収納に活躍しているこちらは給食のパンケース。フタも閉めることができ、ひと回り大きいものは収納ケースとして使われているそうですよ。

お伺いしたお宅は……

kao さん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。神奈川県在住。部屋作りのコンセプトはレトロモダンで、今も「新品の家をちょっと古い感じの家に変えていっている途中」なのだそう。年に数回、自宅でショップも開催中。


執筆:Yume
フリーライター。緑がいっぱいの東京下町でのんびり暮らしています。カメラ片手の街歩きや旅が趣味兼仕事、と言えるようになりたい。

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