保険クリニックはこのほど、今の夫婦の気持ちや新婚時代からのギャップに関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は11月10日~13日、40歳~60歳の既婚男女500名(男女各250名)を対象にインターネットで行われた。

新婚時代に「戻りたくない」女性は、男性の2倍

「新婚時代に戻りたいですか?」

調査ではまず、新婚時代に戻りたいか尋ねたところ、男女ともに半数以上が「どっちでも良い(男性64.0%、女性56.0%)」と回答した。しかし、「戻りたくない」の割合に注目してみると、男性14.8%に対し、女性は30.0%という結果に。新婚時代に戻りたくない女性は、男性のおよそ2倍いることがわかった。

7割超が「新婚時代と比べて悪くなったことがある」と回答

調査によると、「新婚時代と今では何かしらのギャップ(違い)がある」と感じている人は、68.8%。そのギャップが新婚時代と比べて良くなったのか、悪くなったのか尋ねると、実に72.7%が「悪くなった」と回答した。

「ギャップに思うこと」

では、どんな点が変わったのだろうか。ギャップ(違い)があると回答した人を対象に聞いたところ、男女ともに「相手との価値観」「相手に対する自分の気持ち」「生活レベル」が上位に並んだ。

「夫婦の財布をどうしていますか?」

この結果を、夫婦の財布の管理方法ごとに見てみたところ、「夫が管理(34.6%)」「妻が管理(25.7%)」「別々で生活費を出し合う(22.9%)」の順に、"新婚時代よりも良いギャップ"の割合が多いことが明らかに。調査では、「お互いに信頼を置いているからこそできる管理方法とも言えますが、夫婦の財布が別々で、相手の収入や貯蓄額または借金等が不透明になりがちな事も、将来のギャップ(違い)の生まれ方にも影響しているのかもしれません」とコメントしている。

結婚生活=「忍耐」それとも「幸せ」?

「結婚生活を一言で表すと何になりますか?」

最後に、全員に結婚生活を一言で表してもらった結果、最も多かった回答は「忍耐(80人)」だった。次いで「幸せ・安心・愛(56人)」「我慢(48人)」「思いやり(45人)」と続き、良い事と悪い事の両方の意見が拮抗する結果となった。(「保険クリニック」調べ)