11月21日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『5人のジュンコ』(毎週土曜 22:00~ 全5話 ※第1話は無料放送)の完成披露試写会が16日、都内で行われ、松雪泰子、ミムラ、権野元監督が出席した。

連続ドラマW『5人のジュンコ』の完成披露試写会に出席した松雪泰子、ミムラ(左から)

同ドラマは、人気作家・真梨幸子の作品を初めてドラマ化した作品。連続不審死事件の容疑者として逮捕された佐竹純子(小池栄子)、事件とは無関係の田辺絢子(松雪泰子)、篠田淳子(ミムラ)、福留順子(西田尚美)、守川諄子(麻生祐未)が、同じ"ジュンコ"という名前のもとに翻弄され、やがて悪意の渦へと巻き込まれていく。

松雪は「かなりズッシリと重たい感覚が残っていらっしゃると思いますが、本当に女性たちだけで綴るサスペンスは珍しい作品だとオファーを受けた時は感じましたし、権野監督のもと、女優陣と楽しく撮影できたと思います」と感想を。キャストがほとんど女優陣ばかりだった現場について「こんなに女優さんたちとお芝居するのは初めてだったので、非常に面白い撮影でした」と好印象で「回を追うごとに想像もできない展開になるので、最後の5話まで楽しんでいただけると思います」と作品の出来には自信を見せた。

ミムラとの共演は約12年ぶりの松雪。「ミムラちゃんが一番最初にデビューした時のドラマ(フジテレビ系の『ビギナー』)で一緒でした。当時から彼女は表現に対してのロジックがありましたね。(今回は)さらに進化されていて素敵でしたね。一緒にやっていて怖かったですが、とても楽しい撮影でした」と感想を。一方のミムラは「デビュー前から松雪さんがすごく好きで、事務所に好きな女優さんを松雪さんと挙げたぐらいです。デビューの時は痴態をさらしましたが、この12年間はもう一度お芝居がしたいというモチベーションがありました。今回ガッツリ対面して2人芝居ができ、毎日幸せを感じて楽しかったです」と振り返っていた。