幕張メッセで3日間にわたり開催された「第4回鉄道技術展」が、13日17時をもって閉幕した。併催展「橋梁・トンネル技術展」も含めた受付登録者数の合計は2万8,507名。前回の登録者数(1万9,221名)を9,000人以上上回った。
鉄道技術展は2010年に第1回が開催され、2011年の第2回以降は隔年開催となっている。今年は11月11~13日の3日間開催され、東京メトロや三菱重工、川崎重工、総合車両製作所(J-TREC)、近畿車輛など、400以上の企業・団体が出展。鉄道インフラに関する専門展示会として、最新の鉄道技術が紹介された。
三菱重工は埼玉新都市交通(ニューシャトル)向け新型車両2020系、川崎重工は次世代の鉄道車両台車「efWING」の実物を展示した。総合車両製作所は次世代ステンレス車両「sustina(サスティナ)」をアピールする内容に。近畿車輛は仙台市交通局(地下鉄東西線)向け新型車両2000系、次世代省エネルギー型バッテリー電車「HARMO」の模型を展示した。向谷実氏が代表を務める音楽館も、E5系新幹線展示用シミュレータ(コンパクトタイプ)や開閉バー式軽量ホームドアなどを出展。来場者の注目を集めていた。
初開催となった「橋梁・トンネル技術展」にも、約60の企業・団体が出展したとのこと。「第4回鉄道技術展」「橋梁・トンネル技術展」ともに一般入場も可能で、ウェブからの事前登録で入場無料とされていた。開催期間中の受付登録者数は、11月11日が8,731名、11月12日が9,136名、11月13日が1万640名。3日間合計で2万8,507名となった。