現在公開中の映画『GO! プリンセスプリキュア GO! GO! 豪華3本立て!!!』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、東京・新宿バルト9で開催され、春野はるか役の嶋村侑、天ノ川きらら役の山村響、紅城トワ役の沢城みゆき、海藤みなみ役の浅野真澄が登壇した。

左から山村響、嶋村侑、沢城みゆき、浅野真澄

本作は、『プリキュア』映画史上初の3本立てで、『パンプキン王国のたからもの』『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』『キュアフローラといたずらかがみ』で構成。10月31日の公開から1週間を経て、大ヒットへの感謝を込めた舞台あいさつが行われた。

初日舞台あいさつから1週間がたち、キャスト陣にもヒットの実感が湧いてきた様子。会場には一週間で6回見たという強者もおり、キャストたちを驚かせた。周囲からの反応については、嶋村は「映画を見た母が、あなたの声が入っていない5分のアニメ(サイレントの『キュアフローラといたずらかがみ』)が一番よかったと言っていたんです」と告白し会場を沸かせながらも、一方で母親から「スタッフの皆さんの愛を感じるから感謝しなさい」とも言われたことを明かし、あらためて『プリキュア』との出会いをかみしめていた。

浅野は親戚から続々と「面白かった」と声が届いたり、父親が行きつけの美容院の娘さんと『プリキュア』の話題で仲良くなったりしたことを紹介。沢城は「私の出る作品は戦ったり血が出たりするような作品も多いので、近所の昔から知っている子供たちに見てもらえる作品ができてうれしいです」と語っていた。山村は公開後、嶋村と共に劇場に映画をこっそり見に行ったエピソードを報告。山村が今後の目標として「一人旅に行きたい」と話した時には、嶋村が「私は(旅に)連れて行ってくれないの?」と聞くなど、2人の仲のよさも垣間見えた。

「今後挑戦してみたいこと」という話題では、嶋村と沢城は「(パラセイリングなどで)空を飛んでみたい」と回答。初日舞台あいさつでは、ドレスアップした子供たちを前に「お姫様になったら、パーティーでカナタのようなすてきな王子様を探したいです」と美しい答えをしていた浅野は、今回は観客に大人も多かったこともあり、「投資です。今年ファイナンシャルプランナーの資格を取ったので、投資で(演じている海藤みなみの実家で、世界的企業の)海藤グループのような"浅野グループ"を築きたい」と大胆な野望を掲げていた。

イベント後半には、作品の大ヒットを祝って超大型のプリンが登場。4人はその巨大さに歓声を上げると、表面の思わぬ固さに驚き、嶋村は「はるかならこれぐらいぺろっと食べちゃうかも!」と語り、沢城は「大勢の前でプリンを黙々と食べてしまいました」とコメントするなど、サプライズスイーツを楽しんでいる様子だった。

最後のあいさつでは、スタッフ、そしてファンへの感謝をそれぞれに語ると、最後は嶋村が「『プリキュア』という作品で、こうして皆さんに会える機会を本当にうれしく思っています。お顔を見てあいさつができて、みんながパワーをくれるから頑張れます。TVシリーズはまだ続きますが、最後まで、ついてくるお覚悟はよろしくて? 最後まで本当によろしくお願いします!」と役柄を交えながら締めくくった。

『GO! プリンセスプリキュア GO! GO! 豪華3本立て!!!』は現在公開中。11月13日にはスタッフトーク付きのオールナイト上映イベントが予定されている。

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