使い古した家具は「アンティーク家具」とはちょっと意味合いが違います。使い古した家具も、手を加えてあげればとてもステキなアイテムとしてよみがえります。そうすると、再び長い年月使うことができるのです。また新品の家具でも、アンティーク調にして使いたい場合でも、このような手法でリメイクすることができます。安く手に入れた家具でも、アンティーク風にすることで高級感が出るのでうれしいですね!

では、実際にリメイクをしていきましょう!

ここで紹介するのは使い古した家具ですが、その前に新品家具をアンティーク風に加工する方法をお伝えします。新品の木製家具の場合は、ノミやカッター、金づちなどを使って角を削ったり傷をつけたりしていきます。

そして、板部分にはハサミやキリなどで刺すなどして、虫食い穴を再現します。

さて、ここからがアンティーク家具を実際にリメイクしていく作業になります。新品の場合も、ここからは同じ工程になりますので、チェックしてくださいね!

まずは、ベースに木材保護塗料のウォルナットを全体に塗っていきます。

傷や穴の中までちゃんと色が入るようにしていきます。

乾いたら仕上げのカラーをかすれ気味になるように、ラフに、あえて適当な感じにして塗っていきます。そして、角や木の節目部分を中心に紙やすりでこすって塗料をはがしていきます。

さらに、オイルステインやブライワックス (BRIWAX) を布に少しつけて、やすりをかけた部分を中心にこすって色を刷り込んでいきます。すると、さらに味わいが出てきます。全体につけても大丈夫です! ここはお好みで。すると、できあがりはこんな感じになります!

いかがでしたか?

長年使って疲れた様子になった家具も、こうしてみると新しい命が吹き込まれたようですよね! おじいちゃん、おばあちゃんのお家に行って、いらなくなった古い家具なんかをもらって帰ってきてリメイクするのもいいかもしれませんね!

教えてくれたのは……

VERT 365 Mai Life Designのmyさん

GreenSnapの人気ユーザー。三児の母。時間を見つけては趣味の植物や雑貨作りをし、カフェに委託販売なども行っている。「VERT」(ヴェール) とはフランス語で「緑」を意味し、植物を生活に取り入れながら、人の生活をよりよくデザインしたいという想いで活動中。エイジング加工を得意とし、シャビーに仕上げた家具などもオーダー製作をしている。

執筆:Honu
フリーランスのライターです。サッカーをする息子を応援しながら音楽と踊りをこよなく愛し趣味に生きる母。

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