ビー・エム・ダブリューのMINIブランドは、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)の出展概要を発表した。新型「MINI コンバーチブル」がワールドプレミアを飾り、新型「MINI クラブマン」もアジア大陸デビューを果たす。

東京モーターショーで「MINI コンバーチブル」を世界初公開

新しい「MINI コンバーチブル」は、スポーティでエレガントなエクステリアと、高級感あふれるインテリアがさらに進化。幌は初めて完全電動となり、非常に静音性に優れた開閉が可能となった。時速30m/hまでの走行中に、18秒以内での開閉が可能。スライディングルーフ機能も装備されている。オプションの「MINI Yours」の幌では、ユニオンジャック柄が織り込まれた個性的なタイプも用意された。

モデル展開は「MINI クーパー コンバーチブル」「MINI クーパー S コンバーチブル」の2タイプで、日本での販売は2016年の第一四半期から。両モデルともコンバーチブルのために特別に考案された車体補強により、機敏なハンドリングながらも安全性も確保。必要に応じて自動的に作動するロールオーバープロテクションシステムは、後部座席の後ろに完全に内蔵されるようになった。

ラゲッジスペースは約25%増え、幌を閉じた状態で215リットル、開いた状態で160リットルを確保。全車に分割可能な折りたたみ式の後部座席も採用した。装備面では、LEDヘッドライトおよびLED日中走行用ライトとLEDテールライトを採用。ヘッドアップディスプレイ、駐車アシスト、カメラにもとづいたアクティブな速度規制付きのドライビング・アシスタント、ブレーキ機能のついた車両や歩行者との衝突予知警告などを装備する。

新しい「MINI クラブマン」は、リアのスプリットドアを含めて6つのドアを持つユニークなモデル。クラシックなシューティングブレークのコンセプトが長いホイールベース、伸びるシルエット、垂直なリアによって現代的に解釈されている。前モデルより広々として5人分の座席と広いラゲッジのあるインテリアに加え、電動パーキングブレーキが標準仕様となるなど、装備も充実した。

日本市場へは、2015年第四半期に2つのモデルが発売される予定。「MINI クーパー クラブマン」は3気筒ガソリンエンジンと6速ステップトロニック付きトランスミッションを搭載し、「MINI クーパー S クラブマン」は4気筒エンジンと、ブランド初の8速ステップトロニック付きトランスミッションが搭載される。

「MINI コンバーチブル」

「MINI クラブマン」

「MINI ジョン・クーパー・ワークス」

「MINI 5ドア」

「MINI 3ドア」

「MINI ジョン・クーパー・ワークス・ペースマン」

「MINI クロスオーバー」