1995年に誕生した関西テレビの局キャラクター・ハチエモンが"20歳"を迎えたことを記念し、ついに宇宙を目指すプロジェクト「宇チュー大作戦」のドキュメントが10月20日(火)、同局の『ゆうがたLIVEワンダー』(毎週月~金曜 15:50~19:00)で放送される。
同プロジェクトは、ハチエモン生誕20周年を記念し、ハチエモンと“チュー”をしている写真を視聴者から募集するキャンペーン「ハチュエモンPROJECT」の一環で企画されたもの。ハチエモンを成層圏まで飛ばし、地球にチューをする映像を撮影する壮大なチャレンジだ。番組ではこの模様に密着し、宇宙を目指すハチエモンとプロジェクトメンバーの奮闘ぶりを伝える。
撮影は、日本で初めてiPhoneを宇宙に打ち上げ、成層圏から地球の撮影に成功した徳島大学大学院・佐原理准教授をプロジェクトリーダーに、9月中旬から10月初旬にわたって実施。『ゆうがたLIVEワンダー』のお天気コーナーを担当する片平敦気象予報士も参加し、特殊樹脂製のハチエモン特製フィギュアと小型カメラを気象観測用の気球に載せ、成層圏へと打ち上げた。上空の過酷な環境による機材の破損や不調、途中でハチエモンが行方不明?になるなど失敗をくり返したが、4回目の挑戦にしてようやく成功をおさめたという。
打ち上げ時の上空の状況など気象のアドバイザーとしても活躍した片平予報士は「上空2万メートルとか非常に高いところは気温が-70℃ぐらいで、時速170~180キロのすごいスピードの風が吹いているところもある。そういう過酷なところを突破して、地球にキスをする映像まで撮って帰ってくるのは、なかなかパーフェクトにできるものじゃない」と今回の挑戦の難しさを説明。「そんなところをハチエモンが超えて、すべてパーツがそろって帰って来たのは奇跡といっていい。ハチエモン、すごいと思います!」とハチエモンの健闘を讃え、「こんなに夢のあることに参加できたことがうれしい」と感想を。「テレビをご覧になっている方が、年齢に関係なく夢を見つけてあきらめずにがんばる励みになれば。一緒に“超える”ことができると思います」と同局のスローガン「超えろ。」を体現した挑戦をアピールした。
なお、「宇チュー大作戦」の映像は、関西テレビのスポットCMやHPで11月2日(月)より公開予定。