もうすぐハロウィン! 雑貨屋さんに行くと様々なグッズが売られていますが、今年は100円ショップで購入できる「紙粘土」を使ってハロウィンのマスコットを作ってみませんか?

紙粘土で作った「ジャックランタン (ジャック・オー・ランタン)」

材料

・紙粘土

・絵の具

・水性ニスまたは仕上げ用のラッカー

軽量タイプの紙粘土を使います

紙粘土にもいろいろな種類がありますが、パッケージに「かるい」「ふわふわ」などと書かれている軽いタイプのものを使用します。色付きのものもありますが、今回は着色したいので白い粘土にしました。

作り方

「ジャックランタン (ジャック・オー・ランタン)」を作りましょう。

紙粘土の封を開けたら適当な量をちぎり、よくこねます。こねずに丸めてしまうと、表面がなめらかになりにくいので、最初はよくこねるのがポイントです。なめらかになったら少し楕円形気味の丸い形に整えます。

丸い形に整えます

粘土へら (なかったら定規などでもOK) で表面に跡を付け、かぼちゃの形を作ります。かぼちゃのヘタも同様に作ります。

粘土へらを使い、表面にくぼみを付けます

成形が終わったら、乾燥した部屋に2日ほど置いて乾燥させます。気温や湿度、その日の天気にもよるので一概に何日間とは言えませんが、触った時に表面がまだしっとりしていたり、転がした時に乾いた音がしたりしなければ、もう少し乾燥させた方がいいと思います。

乾燥した場所に置いて乾燥させます。軽いので風通しのいい場所に置くと、飛んでいってしまうことも

しっかりと乾いたら着色します。乾燥させた紙粘土に爪楊枝を刺して着色すれば、手が汚れにくいですよ。

乾いたら着色します。今回は水彩絵の具を使いました

筆者はいつもアクリル絵の具で着色していますが、この日はちょうどアクリル絵の具を切らしていたため、水彩絵の具を使用しました。結果、水彩絵の具でも問題なく着色できました。絵の具の水分量が多すぎると、塗っているうちに表面がケバ立ってきます。絵の具はなめらかに塗れる程度に水を加えるといいようです。

着色が終わったら、また乾燥させます。ここでは水彩絵の具を使ったので、アクリル絵の具使用時よりも長めに乾燥させました。1日半くらいでしょうか。

再び絵の具が乾くまで乾燥させます

絵の具が乾いたら、かぼちゃ本体とヘタを木工用ボンドで接着します。ボンドが乾いたら、水性ニスやプラモデル用の仕上げ用ラッカーで表面をコーティングします。ここでは仕上げ用のラッカーを使いました。そのほか、スプレータイプの「つやだしニススプレー」などもあります。表面をコートすることにより、耐久性がアップするだけではなく、質感も向上します。

今回はプラモデル用の仕上げラッカーを使いました

最後に油性ペンで顔を描いてできあがり。

水性ペンだとうまく描けないので、油性ペンを使います

今回は直径3cmほどの可愛いジャックランタンを作りました。インテリアとして玄関に置いたり、リースにつけたりするなど様々な使い方ができます。

完成した紙粘土でできたジャックランタン

執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。

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