ジュニアNISA、来年導入!

NISAが始まって2年目を迎え、さらに2016年4月より子ども向けのNISA、ジュニアNISAが新たに導入されます。

「貯蓄から投資へ」という風潮の今、ピクテ社員に、(1)NISA口座で何に投資をしているのか、(2)ジュニアNISAで何に投資をするか、について聞いてみました。

2年目NISAには何に投資?

2014年にスタートし2年目を迎えたNISA。 NISA口座で何に投資しているのか、ピクテ社員に聞いてみました。 ピクテの運用本部長は、昨年に引き続き日本の高配当株式に投資しているようです。

理由としては株価の値上がりと配当収入の両方が期待できるからだそうです。 また、他の社員でもNISAの非課税期間が5年と比較的長期であることから、株式や株式ファンドに投資をしているという意見がありました。

なお、NISAでは暦年ごとに投資上限金額が設定されているため、今年のNISA枠の申し込み期限は年末までとなっています。投資をご検討の方はお急ぎください!

ジュニアNISAのオススメは?

2016年4月からジュニアNISAが始まります。

ジュニアNISAはお子さんが18歳になるまで原則払い戻しができないなどの制約があります。そこで、ジュニアNISAで何に投資をする予定か聞いてみました。

そのうちの代表的な2つをご紹介します。

(1)新興国株式や新興国株式ファンド

新興国株式は足元は不透明感が強いものの、高い経済成長を背景に中長期的に株価上昇が期待できる投資対象として魅力的とのことでした。

また、新興国株式に投資をする投資信託を利用すれば、様々な国に投資し、リスクを分散することができます。

新興国株式は値動きが相対的に大きいことに注意が必要ですが、逆に現在のような下落局面を投資機会と考えることもできます。 ジュニアNISAのように長期間で投資することができれば高いリターンの獲得も期待されそうです。

(2)アロケーションタイプの投資

アロケーションタイプの投資とは株式や債券など様々な資産を投資対象とし、市場環境の変化に伴いその資産配分を変更する投資のことです。

しかし、個人の投資家が日々市場動向を追っていくのには限界があるため、アセット・アロケーション・ファンドを保有するのもひとつの手です。

ご自身のNISAにはあまり関心がなくても子どもの将来のためにと考えるならご興味をもたれる方もいるのではないでしょうか。 これを機に投資を始めてみては?

●ピクテ投信投資顧問が提供する、「ボンジュール」からの転載です。