DCコミックスの悪役が集結するアンチ・ヒーロー大作の邦題が『スーサイド・スクワッド』に決定し、2016年に日本公開されることが24日、明らかになった。

ジャレッド・レト演じるジョーカー

DCコミックスが『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年3月25日公開)に続いて送り出す本作は、アメリカで公開された予告編が『スター・ウォーズ』最新作を超えるペースで再生されるなど、世界中で大注目を集めているアンチ・ヒーロー大作。DCコミックス内のさまざまな作品に登場し、現在は服役中の囚人たちが、減刑と引き換えに命がけで危険な任務に挑む部隊"スーサイド・スクワッド"となって悪と戦う姿を描くという斬新な設定で、強烈な個性を持つ悪役たちが作品の垣根を越えて共闘する。

このたび、DCコミックスが開催する2015年の"バットマン・デイ"である9月26日の前日に、『スーサイド・スクワッド』に登場するスーパーヴィラン(悪役)、ジョーカーの画像が公開された。ジョーカーは、バットマンの宿敵であり、常軌を逸した立ち振る舞いと圧倒的な存在感で絶大な人気を誇るキャラクター。本作でも重要な役割を担うことが予想される。

本作で新たにジョーカーを演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優ジャレッド・レト。抜群の演技力と、30kgの増量から20kgの減量まで躊躇なくこなすというストイックな役作りで高い評価を集める彼が演じるジョーカーは、体中に入った刺青、緑の髪、恐怖を与える銀歯、笑顔とも悲鳴ともわからぬ表情と、画像だけでも衝撃を与える仕上がりとなっている。

本作の監督は、『フューリー』で大迫力の戦争アクションを演出したデヴィッド・エアー。出演は、ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン・ジェイ・コートニー、カーラ・デルヴィーニュらが顔をそろえる。

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