マツダは24日、小型オープンスポーツカー「ロードスター」と小型乗用車「デミオ」に、モータースポーツのベース車両として最適な装備を備えた2機種「ロードスター NR-A」「デミオ 15MB」を新たに追加すると発表した。

「ロードスター NR-A」

「デミオ 15MB」

「ロードスター NR-A」は、パーティレースなどのサーキット走行を想定し、車高調整機能付きビルシュタイン製ダンパー採用を含む一部仕様変更を行うとともに、大容量ラジエーターや大径ブレーキなども装備し、冷却性と耐久性を向上させた。

「デミオ 15MB」は、ジムカーナやダートトライアルへの参加を想定し、1.5リットルガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を搭載。同エンジンに「4-2-1排気システム」も採用し、力強いトルクと高効率を実現している。6速の「SKYACTIV-MT」や大径ブレーキの採用により、モータースポーツシーンで意のままに操れる仕様とした。

「ロードスター NR-A」は10月15日、「デミオ 15MB」は10月22日に発売。両機種ともに、ナンバーを取得すれば公道走行も可能だ。価格は、「ロードスター NR-A」が264万6,000円、「デミオ 15MB」が150万1,200円、「デミオ 15MB」のユーティリティパッケージ(メーカーオプション)装着車が156万6,000円(価格はすべて税込)。

「デミオ 15MB」

「デミオ 15MB」に搭載される「SKYACTIV-G 1.5」

「ロードスター NR-A」