舞台『バイオハザード ザ・ステージ』の製作発表会見が16日、都内で行われ、キャストの矢崎広、栗山航、中村誠治郎、倉持明日香、Raycell、紗綾、大倉士門、千葉真一が出席した。

舞台『バイオハザード ザ・ステージ』の製作発表会見に出席した、前列左から、中村誠治郎、倉持明日香、矢崎広、千葉真一、栗山航、後列左から、脚本&演出のヨリコジュン、紗綾、大倉士門、Raycell、CAPCOMの小林裕幸

10月22日から東京・EXシアター六本木で公演する本作は、ゲーム「バイオハザード」を舞台化したサバイバルホラー作品。ある大学でバイオテロ事件が起こり、人々は迫りくるゾンビの恐怖に立ち向かう――というストーリーで、今回が初の舞台化となる。

原作の大ファンだという主演の矢崎は、「小さい頃からやっていたゲームの世界に入れてうれしく、気分が高揚してます。最後までこのチームで駆け抜けたい」とあいさつ。また、若手俳優に囲まれ、「1人だけ場違いみたい。ゲームは好きじゃないし興味がない。全く楽しみはなく恐怖です」と苦笑いする千葉は、「新しい時代に遅れをとらないよう、若者文化に入り込みたい。刺激を受けて、これからの自分の肥やしにしたい」と意気込みを語った。

一方、IQ230の頭脳を持つヒロイン役には、今年8月にアイドルグループ・AKB48を卒業したばかりの倉持が抜擢され、「本番までIQが高くなるのは無理だけど、才色兼備を目指して頑張りたい。すごくワクワクしています」とにっこり。ホラー好きながら、ゲームは1度もプレイしたことがないそうだが、「出演が決まった時に、周りの人たちの反響がすごかったので楽しみ。舞台での自分の成長を期待したい」と胸を膨らませた。

会見終了後は報道陣の取材に応じ、プロレス観戦を趣味に持つ倉持は、本作のアクションシーンについて、「プロレス技を入れてもらえたらうれしいです」と気合十分。AKB48卒業から約1ヶ月が経ち、「今でも相変わらずメンバーと会ってます。後輩から相談の電話もくるし、卒業してメンバーと離れたという感覚はありません」と心境を語り、自身と同時期に卒業し、現在公演中の舞台『AZUMI』で主演を務める川栄李奈へ、「ライバルというより応援してます。私も頑張らなくちゃと思っています」とエールを送っていた。