住宅金融支援機構はこのほど、2014年度の「住宅取得に係る消費実態調査」の結果を発表した。それによると、一戸建て(新築)1世帯当たりの耐久消費財購入額は平均201万円となった。

地域別では四国が最高額に

住宅建築・購入後、概ね1年以内に購入した耐久消費財の平均金額は、一戸建て(新築)で201万円、建売住宅で105万1,000円、新築分譲マンションで85万9,000円、新築持家系総合で152万8,000円、中古住宅で71万1,000円となった。

住宅建築に伴う平均引越費用は、新築持家系総合で16万円、中古住宅で19万1,000円となった。

品目別に平均購入額(1世帯当たり、以下同)を見ると、「乗用車(新車)」が最も高く23万5,900円、次いで「太陽光発電システム」が22万7,100円、「ルームエアコン」が8万7,900円、「カーテン」が6万4,100円と続いた。

購入品目の特徴(1世帯当たりの平均購入額)(出典:住宅金融支援機構Webサイト)

平均購入額上位品目のうち、「カーテン」「ベッド・ソファーベッド」「応接セット」「食堂セット」「ルームエアコン」「照明器具」「電気冷蔵庫」「温水洗浄便座」「門・へい(垣根)」の平均購入額は、世帯主年齢が上がるにつれ、高くなっていた。

平均購入額を地域別に見た場合、四国が158万5,100円でトップ。以下、九州・沖縄が145万3,600円、中部が142万3,100円と続き、北海道は102万7,900円で最も低かった。

調査時期は2015年2月。