フォード・ジャパン・リミテッドはこのほど、2015年内に部分改良・全面改良を含む新型モデル4車種を導入すると発表した。フォードのグリーン・エンジンであるエコブーストを搭載したモデルを拡充する。

フォード「クーガ」

フォードはすでに新たなエコブーストエンジンを搭載したコンパクトSUV「クーガ」を発表している。これを皮切りに、エクステリア・インテリアのデザインを刷新し、パワートレインの変更など大幅改良したコンパクトカー「フォーカス」、同じく大幅改良したSUV「エクスプローラー」を、9~10月にかけて発売する。年末までにリンカーンブランドのCUV(クロスオーバー ユーティリティ ビークル)「リンカーン MKX」も全面改良して導入する予定だ。

フォード・ジャパンでは、フォードがグローバルで展開するワン・フォードプランの下、ラインアップの拡充とともに2010年から5年連続で前年超えの販売を達成してきた。エコブーストエンジンは、3年連続で「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した1.0リットルエコブーストをはじめ、日本でもその優れたパフォーマンスと環境性能が高く評価されている。

今回の新商品の導入により、販売台数で6年連続の前年超えを狙うとともに、エコブーストを1.0リットルから3.5リットルまで全6シリーズに拡充する。これにより、日本におけるフォードのブランドイメージをさらに強化する考えだ。