――音ネタを作るときはどうやって作るんですか?

善し:僕たちがネタを作って、それを樋口太陽(音楽作家)が曲にする形ですね。音がすごくいいからね。COWCOWは、樋口太陽に出会ったのがでかいですよ。

多田:"ドゥアドゥアドゥーア"もすぐ曲にしてくれたんで。

善し:優秀なんでね。こんなの作ろか、って言ったらすぐできる。

多田:樋口太陽がいるから、こんな音ネタできんな、って。

善し:今後は"ドゥアドゥアドゥーア"の日本語バージョンも出していきたいですね。自分たちの子供も、インドネシア語でわからないのにめっちゃハマってたんですよ。なので。たぶん日本語でも説明したらいけるのかなと。

――今後も、子供たちに喜んでもらえるネタを?

多田:それもあって、8月8日(土)に、初の子供が主役のこどもフェス「COWCOW PRESENTS こどもフェス『お笑い秘密基地』」をルネこだいら大ホールで開催するんです。

善し:バンビーノの「ニ~ブラッ!」もあるし、2700の「右ひじ、左ひじ」もあるし。8.6秒バズーカーも。リズムネタのスペシャリストが集まってやると。今回ばかりはみんな一緒になって楽しむフェスになりますね。

多田:子供に特化したスペシャルなものを、普段劇場ではやってないネタをやろうかなと、みんなで踊れるものをやる予定です。

善し:通常のお笑いライブって子供料金設定がないけれど、このフェスでは幼児・小学生料金があるんですよ。3歳以下は無料! 親子でリーズナブルに楽しめるといいますか。

多田:ロビーには子供が遊べるスペースもあるし、託児所もあるので、こどもがぐずってもそんなに気をつかわないのができればいいなと。

――出演者の中に、ライバルだと思う芸人さんはいるんですか?

多田:ライバル? とっくのむかしにない! 同期だって少ないんで。あえて言うなら売れてる後輩とか。しょうがないっすね。みんなライバルですもんね、言うたら。

善し:今若い子のユーチューバーがすごい。ライバルは高校生のユーチューバーですよ。俺らはYou Tubeで有名になったので。すごいですよほんと。でもライバルと何歳離れてるんだって話だけど。

――では、COWCOWの2人が注目している芸人さんは?

善し:注目というよりは、住みます芸人に頑張ってほしいですね。特にインドネシアとマレーシアの住みます芸人に。

多田:頑張ってほしいという言い方は偉そうだけど、現地の住みます芸人が売れて、逆に俺らを日本から呼んでもらえれば相乗効果になるんじゃないかと。

――最後に、「COWCOW PRESENTS こどもフェス『お笑い秘密基地』」への意気込みを。

善し:豪華なメンバーで、ネタを羅列するだけじゃなくコラボとかもやる予定です。展示室では絵本の読み聞かせやワークスペースもあって。こんなおトクなイベントかつてあっただろうか。

多田:子供同士で来られる時間なので、初めて遊びに行ってみたという感じもいいですね。人生で初めてお笑いライブを見たのがCOWCOWの秘密基地だった。友達同士で初めて見に行ったとかだとすごくうれしいですね。

善し:赤ちゃんでも大丈夫。託児サービスも。遊べるスペースとかもあるので、中でちょっと食べ物も買えたりするので、ぜひそこも楽しんでもらいたいです。