富士サファリパーク(静岡県裾野市)では7月下旬まで、「アムールトラ」の4つ子の赤ちゃんの一般公開を実施している。

「アムールトラ」の4つ子の赤ちゃんを一般公開 ※5月18日の様子

アムールトラの赤ちゃんの背中に、"そっと"触れられる

「アムールトラ」の4つ子の赤ちゃんは4月20日に誕生。生まれた時の体重が、個体差はあるものの0.9~1.3kgだった。生後4週間が経過した時点では、体長40cm、体重2.7~3.0㎏に成長した。1日5回、飼育係が母親の代わりとなって特別に配合したミルクを哺乳瓶で与えたり、体をタオルで拭いたり糞尿の世話などを行い、4頭とも元気に成長している。

まもなく生後1カ月を迎える5月20日より、一般公開を開始。公開するのは、どうぶつ村エリアの特設会場(屋外)で、「特別展示」では4頭の赤ちゃんがじゃれあったり、すやすや眠る姿を観覧できる。このほか、1日に2回実施する「ミルクタイム」では、飼育係が赤ちゃんにミルクをあげる様子を紹介しながら、絶滅の危機に瀕したアムールトラの生態や特徴について解説する。

少し成長し、元気に遊ぶ赤ちゃん

さらにミルクタイムが終了した後には、飼育係が抱っこしている赤ちゃんの背中に"そっと"触われる「ふれあいタイム」を、各回30組(合計60組)限定で実施。赤ちゃんの"ふわふわ"した柔らかい毛を実際に触れられる貴重な体験となる。

「特別展示」は、11時~15時(雨天中止)。「ミルクタイム」は、1回目 11時~11時15分、2回目 14時30分~14時45分。「ふれあいタイム」は、1回目 11時15分~11時45分、2回目 14時45分~15時15分。いずれも、赤ちゃんの体調や天候などにより中止する場合がある。