NTTドコモとラオックスは14日、訪日外国人の利用者を総合的にサポートするため、新たなサービスの提供などに向けて提携するための基本合意書を締結したと発表した。

ラオックス全店で割引サービス提供

まずは2015年10月から、日本滞在時にドコモのネットワークに接続した中国の通信事業者China Mobile Communications Corporation(以下、チャイナモバイル)、および韓国の通信事業者KT Corporation(以下、KT)の利用者を対象に、ラオックスで利用できる特別優待サービスを提供する予定という。

同特別優待サービスは、日本の空港などで国際ローミングを利用する際に、ドコモのネットワークに接続することで利用可能となる。対象者は、日本にあるラオックス全店での商品購入時に割引サービスを受けることができる。

特別優待サービスイメージ

なお、ドコモ、チャイナモバイル、KT3社が連携して新たなパートナーと提携する取り組みは、今回のラオックスとの取り組みが初となるという。ドコモとラオックスは今後、提携先の拡大やビッグデータを活用した訪日外国人に関するマーケティングなど、様々な形で訪日外国人をサポートする環境づくりを検討していく予定としている。