ダイエットが気になりだす季節。低カロリーで健康に良いと話題の水切りヨーグルトを食べてみたいけど、作ってみると、意外と時間がかかることがわかります。そこで、水切りヨーグルトを早く作る方法を探るべく、試してみました。

ヨーグルト200gを3つの方法に分けて水切り時間を計測

作る方法は至って簡単なのですが、水が切れるまでに時間がかかるのが難点の水切りヨーグルト。通常は一晩放置しますが、もっと早く作れる方法はないかな……と思って調べてみたら、「電子レンジで加熱」「塩を加える」というものが見つかりました。

そこで、これらを以下の方法で実際に試してみました (ヨーグルトは脂肪分ゼロのものを使用しました。このタイプはサラッとしていて、もともと水切れが早いです)。

  1. ヨーグルト200gをドリッパーに入れてそのまま放置
  2. ヨーグルト200gを電子レンジ (500W) で1分半加熱してドリッパーに入れる
  3. ヨーグルト200gを電子レンジ (500W) で1分半加熱し、塩をひとつまみ加えたものをドリッパーに入れる

たった10分で、もうこんなに差が……

開始直後から、ホエー (水分) の落ちるスピードに明らかな違いが!

塩を入れたものは2時間で水切り完了

結果は、同じ量のホエー (水分) がたまるまで、「1」(そのまま)は5時間、「2」(電子レンジ500Wで1分半チンしたもの)は3時間、「3」(電子レンジ500Wで1分半チン+塩をひとつまみ) が2時間となり、ひと工夫すると時短の効果があることがわかりました。もちろん、好みや使い道によっては、完全に水分を抜かなくてもいいケースがありますので、実際にはもうちょっと早いタイミングで「完成」としてもいいと思います。

今回はあくまで筆者が個人的に行った実験の結果をお伝えしましたが、ヨーグルトの種類や、条件によってかかる時間に違いが出ることが予想されますので、お時間に余裕がある時に試してみてくださいね。

肝心の味ですが……加熱しても (しすぎに注意) 味や食感にほとんど影響はなく、ひとつまみした塩の味も、スイーツに使用して問題ない程度でした。もし塩味が強くなってしまった場合は、お料理に使うといいと思います。

筆者のオススメは「アボカドの水切りヨーグルト和え」です。食べる時にお醤油を少しかけるといいでしょう。ぜひお試しください。

水切りヨーグルトには、意外とお醤油が合います

執筆:YUM
中学3年生の息子に身長を追い抜かれてから、上から目線に悔しい反面、成長を目の当たりにしてうれしい日々を過ごしています。趣味はDIY、クラフト全般……と、手を動かすことが大好き! 現在自宅をセルフリフォームするべく画策中です。

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