東京都では6月5日より、東京の観光スポットや外国人への接し方等を学ぶ「おもてなし親善大使」育成塾の塾生を募集する。
「おもてなし親善大使」は、観光ボランティアとともにおもてなしの心を持って都内観光スポットで外国人旅行者を案内する中高生のボランティアのこと。同塾は2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた取り組みで、2014年度に引き続き今年度も実施する。
同塾では2日間を通して、東京の観光案内をするために必要な知識を学ぶ。1日目の座学研修では、都内観光地や歴史、文化等の知識、外国人への対応の心構え、英会話、接遇等を学び、2日目の実地体験では、都内人気観光地の見学・人力車体験等などを予定している。
受講料は無料(研修会場までの交通費、昼食費用等の諸雑費は自己負担)。応募資格は、都内在住または都内在学の中学生・高校生であること、日本英語検定協会が実施する英語検定3級以上を取得しているかそれに相当する英語力を有していること、また、任命後も継続的に親善大使の活動に参加できることとなっている。
同塾は2会場で計4日程設けており、内容は全日程同一となっている、日程は、23区会場(アルカディア市ヶ谷私学会館)が7月27日・28日と8月17日・18日、多摩地区会場(立川商工会議所)7月30日・31日と8月25日・26日。各日程中学生25人・高校生25人で合計200人募集し、応募者多数の場合は抽選を行う。
申し込みは、東京の観光公式サイト「GO TOKYO」より「平成27年度おもてなし親善大使育成塾申込書」をダウンロードし、必要事項を記入した上で郵送での申し込みとなる。募集期間は6月5日~30日まで(消印有効)。7月中旬までに抽選の結果(塾生に選ばれた人には参加日程等の研修案内)を郵送にて送付する。