総務省は29日、2015年4月の「家計調査報告(2人以上の世帯、速報)」を発表した。それによると、1世帯当たりの消費支出は30万480円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.3%減少した。前年を下回るのは13カ月連続。下げ幅は消費増税に伴う駆け込み需要の反動があった前月(10.6%減)より9.3ポイント縮小した。

消費支出の対前年同月実質増減率の推移(2人以上の世帯)(出典:総務省統計局Webサイト)

名目では前年同月比0.5%の減少。前月比(季節調整値)は実質で5.5%減少した。

消費支出の内訳を見ると、前年同月比(実質)は全10項目中、6項目で増加、4項目で減少。減少した項目は、住居が前年同月比20.6%減の1万6,146円、教育が同12.6%減の1万9,910円、教養娯楽が同8.5%減の2万8,601円などとなった。

消費支出(住居等除く)は1世帯当たり25万7,004円で、実質では同1.4%増加し、13カ月ぶりに前年を上回った。

勤労者世帯の実収入は1世帯当たり47万6,880円で、実質では同2.0%増加し、19カ月ぶりのプラス。可処分所得は38万4,710円で、実質では同2.3%増加し、21カ月ぶりのプラス。消費支出は33万4,301円で、実質では同0.5%増加し、13カ月ぶりのプラスとなった。